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会長先生が死にました

先日、僕の病院の会長先生がお亡くなりになりました。
90歳を超えても現役で医者を続けていらっしゃった方です。

卒寿を迎えてもなお、カラオケでは朗々とジプシーキングスを歌い、先週も元気に病棟を歩き回っていた会長先生。
看護師さんのお尻を触るなどしょうもない一面を持っていましたが、人間的にとても魅力のある人でした。

僕はリハビリの師匠と言える人がいます。
師匠は他の病院の作業療法士なのですが、会長先生のお力で僕の病院に教えに来てくださっていました。

この師匠に出会わなければ、間違いなく今の僕はありません。
師匠と僕を出会わせていただいた会長先生には感謝しかありません。

90歳で医師であり続けた会長先生。
そんな高齢にも関わらず、最新の検査機器も導入していきました。
キングカズ然り、現役であり続け、常に進化をする事を忘れないカッコ良さ。

僕は今、理学療法士になり13年目。
最低でも80歳までは人の身体を治療する仕事をやっていこうと思っています。

あと40年はこの仕事を続けていくので、まだまだこれから新しい治療や考え方を取り入れ、どんどんバージョンアップし、生涯現役でいられるよう自分を磨き続けていこうとあらためて思いました。

会長先生、ゆっくり休んで下さいね。

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