身体と食べ物の陰と陽
身体の陰と陽
背中の「背」と言う字は月(にくづき)に北。
身体の北側という意味。
北が陰で南が陽なので、背中側は陰。
反対にお腹側が陽。
朝、陽の光をお腹に当てるのは、エネルギーに満ち溢れる1日のはじまり。
太陽は東から昇り、西に沈む。
陽が昇るエネルギーである東が陽、西が陰。
背中を北にすると、身体の左が陽で右が陰。
動作術で必ず左側から身体を整えるのも、きっと陰陽のことを感じてのことだろう。
果物の陰と陽
朝に果物を摂ると良いということを聞きます。
が、陰陽のことを考えると、実は夜に果物を摂るのが良いらしい。
果物が木になり、熟すと下に落ちる。
下に落ちる気があるので、果実は陰の食べ物だ。
夜の陰の気が高まるときに果物を食べることは、深い眠りに導きます。
反対に朝は陽の食べ物。
フルーツではドライフルーツが良いらしい。
ドライフルーツは果実が熟しきって木から落ち、そこから芽生える陽の気に満ちている。
陽の光を浴び、大地から栄養を取り入れ、子孫を残すために出来る果実。
全ての物に感謝して食べ物を頂くというのは、陰と陽を知るきっかけになりそうです。