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Sloth Lifeを目指して
2003年にコスタリカへ来て、気が付けば21年経過してました。
数年前より、コスタリカから何か発信しようと考え続け、ようやくNoteにて発信する事に至りましたが、現地生活ならでの情報、コスタリカへの思い、私がこれから始めようとしていること、そして日々の思いの丈などを綴っていこうかと考えております。
コスタリカ生活のきっかけ
私がコスタリカを訪れたのは、特に自発的な動機でもなく、たまたま知り合いであった、コスタリカにおける環境保全NGO主催の方と知り合いで、その縁で視察旅行に訪れた事がきっかけです。当初は軽い旅行のつもりで、まさか住み着くまでになるとは思いも寄りませんでした。
30歳を目前に控えていた当時、全てにおいて投げやりになっていた時期が続き、言うなれば軽い鬱状態になっていた期間でもありました。そんな時期にコスタリカ旅行の話が舞い込み、参加を決めていた兄から半ば強引に誘われたのが、コスタリカへ訪れる最初のきっかけでした。まあ、2週間の旅行だと思い、付き合いで参加したような心持ちでしたが、まさにこの旅行より、20年以上コスタリカに住み続けることになります。
余程大きな刺激か何かを受けたために、住み続けることになったのかと思われがちですが、現実は逆で、私にとって程良い日常感が続き、妙に居心地が良かった、これに尽きるかと思います。
NGOの視察旅行であったため、支援先の視察が主目的であり、モンテベルデ、グアナカステ保全区域、この2か所が主な訪問先でしたが、モンテベルデではホームステイ、グアナカステでは国立公園内の宿泊施設にての宿泊であり、特に全くコスタリカへの予備知識が無い状態でのモンテベルでにてのホームステイが、コスタリカ生活へのきっかけとなったとも言えるかもしれません。
この辺りの事は、追々何かの機会に書き連ねたいと思います。
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何故コスタリカなのか?
観光客の方々、現地の友人にも必ず聞かれます。
私自身、目的を持ってコスタリカへ行った訳ではなく、コスタリカに関する知識は、実際に住んでから得たものになります。
何となく自分の肌感覚に合った、何となくの居心地の良さ、これがコスタリカへ住み続けたきっかけとしか言いようがありません。
元々の予備知識として知っていたコスタリカは、せいぜいがジュラシックパークのモデルになった場所、この程度しか無かったので、却ってそれが良かったのかもしれません。
このNoteで伝えたいこと
私が20年以上暮らしているコスタリカの魅力を、私なりに伝えていきたいと思います。日本でも良く知られているコスタリカの側面として
・生物多様性国家
・軍隊のない平和国家
・エコツーリズム
・サッカーのまあまあ強い国
などが挙げられると思います。
コスタリカ人にとって、コスタリカを一言で現すと、
Pura Vida
この単語が必ず出てきます。
プーラビダと言うこの言葉、日本語に訳すと『純粋な生活』のような感じになりますが、これと言った意味を持つ単語でもなく、更には同じスペイン語圏の国であっても、コスタリカでのみ通用する言葉です。
言葉自体には意味を特には持たないが、ニュアンスとしては、自分の良い気分の状態を表したい時、何か良いものを伝えたい時に、フッとこの言葉が出てきます。
Pura Vidaの精神なんて表現されますが、この言葉があることによって、コスタリカという国の良い意味での緩さが保たれているとも思います。
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Sloth Lifeを目指して
冒頭の見出しにこう付けましたが、Slothとはナマケモノ、コスタリカのシンボル的な動物でもあります。コスタリカを訪れる多くの観光客が見たい動物でもあり、比較的簡単に、コスタリカのほぼ全土で観察する事ができる動物です。
ナマケモノについては別に詳しく書かせていただきますが、一言で表すと、究極のエコライフを実践している動物。これに尽きます。
森の中で彼等と対峙すると、じっと動かず、そんなに生き急いでどうするんだと、問いかけられているような錯覚を覚えてしまい、ホッと一息つかせてくれる。
そんな存在であり、恐らく多くの人々も同じような心境になるのではないか。
そのように思えてくる動物です。
基本、週2回更新を目指していますが、
有料Noteとして公開させていただきたく思います。
月額での公開とさせていただき、収益を私の写真撮影活動費用に当てさせていただきます。
ここから先は
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Sloth Lifeを目指して
20年以上過ごしているコスタリカより、コスタリカを訪れたい人、リアルなコスタリカを知りたい方への情報発信をします。コスタリカは、現在世界中…
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