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フリーランス1年目の教科書~ぼくが自己破産・生活保護からフリーランスとして月1万円稼いだ話〜【うつ&発達凸凹奮闘記】

0.はじめに ~インフルエンサーの影響~

はじめまして。しんやです。

私は大学卒業後、新卒としてシステムエンジニアとして就職し、その後は採用事務、一般事務、営業事務、農業などを経て、フリーランスとして独立しました。

フリーランスになった理由は、
・会社をクビになった
・フリーランスとして大きく稼いでいるインフルエンサーに憧れた
という2つです。

26歳の頃に仕事で失敗を重ね、上司から強い叱責を繰り返し受けたことで朝起きられず会社に行けない状態に。心療内科を心療内科を受診したところ抑うつ状態、適応障害と診断され、33歳となった現在は、広汎性発達障害、うつ病の診断をもとに、精神障害者保健福祉手帳3級を取得して生活しています。

障害があることが原因で会社を7つ転々としたのち、2020年9月に所属していた会社をクビになった私は、自宅での療養生活を送る中で、2021年初頭に、
・イケハヤさん
・マナブさん
・しゅうへいさん
といったSNSの総フォロワーが10万~100万人いるインフルエンサーを知りました。

イケハヤさんは高知県の山奥、しゅうへいさんは愛媛の島、マナブさんはドバイやタイなと海外で生活し、フリーランスとして活躍されています。

クビになって、会社勤めできそうにないので、自宅で仕事しようと思い、半強制的にフリーランスになった私は、イケハヤさん、しゅうへいさん、マナブさんのように「個人で稼いで生きていきたい」と思うようになりました。


このnoteは、決して純忠満帆ではない人生を歩んできた私がフリーランスとしてどのようにして月1万円稼いだか知っていただくことで、同じように苦労する方が、フリーランス1年目として稼ぐヒントを得ていただきたいと思い、出稿しました。

一人でも多くの方に参考にしていただければ幸いです。


1.法人設立の頓挫と個人事業主としての開業

2021年3月。「個人として本気で仕事していくには、まず法人を設立すべきだ」「節税もできるし」。そう思って、合同会社の設立準備を開始。

株式会社ではなく合同会社にしようとしたのは費用が安いから。

Money Forward 会社設立」を利用して画面の指示通りに入力していきます。

順調に開設できると思いきや、法人登記に6万円必要だと判明。当時、収入が少なく生活保護を受けていたのでその費用を捻出できず、どうすれば良いか頭を抱えました。

ググってたどり着いた「創業・ベンチャー支援センター埼玉」のオンライン相談会で税理士に相談することに。

「売上がないうちにもう節税を考えているの?」と税理士に疑問を呈されて、「概ね売上が年800万円程度を超えると法人化した方が税制面で得する」「個人事業主は立派。税理士も立派な個人事業主」というアドバイスをもらったことで一転、法人化を断念して個人事業主として開業届を出すことに。

早速、「Money Forward 開業届」を利用して(どんだけMoney Forwardが好きなのか)
・個人事業の開業・廃業等届出書
・所得税の青色申告承認申請書
を作成。管轄の税務署に郵送します。(控えを返送してもらうため、切手を貼った返送用封筒を同封することを忘れずに!)

職種は「ブロガー」としました。

この相談会は3月下旬でしたが、おおむね2ヶ月以内に提出すれば問題ないので、3月1日付で個人事業の開業届を提出することができました。


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