2021初めて見た冬虫夏草だよ
2021今年初めて見た冬虫夏草を振り返ってみます。
1月
1/21ギベルラの一種
なかなか虫草がない時期に見つけると嬉しい。年中あるみたい、その後は雨上がり後にはポツポツと見つけられた。
6/27にはいつもと色が違うギベルラも
2月
2/23Tolypocladium sp. トリポクラジウム属不明種(春型タンポタケ)らしいです。正確には顕微鏡で胞子観察しないと分からない(顕微鏡持ってない)
アミメツチダンゴっていう菌類(キノコの一種)に寄生したキノコって面白い。
5月
5/3未熟なカメムシタケ。実はカメムシタケも初めて、宿主は(オオ)ツマキヘリカメムシなんでOphiocordyceps asianaと思われます。
6月には膨らんだカメムシタケとエダウチカメムシタケ(マユダマタケの重複寄生)も
6月
6/12シロサンゴタケ 油蝉さんに教えて頂きました。宿主は多分キマワリの幼虫
7月
7/10気生型のクモタケ、よくあるキシノウエトタテグモ生の筒状のクモタケでなく気生型があるのは知らなかった、分生子の紫色は同じ。Tsukuruさんに教えて頂きました。
7/16小型の甲虫(クチキムシの仲間)のアナモルフ
これはよくわからない。
7/18サビイロクビオレタケ。 某P
氏に連れて行ってもらった坪で。宿主はキアブの幼虫
7/18 ハチタケ 未熟なのは見た事あったけど成熟したのは初めてで立派なオオズズメバチ生でした。
7/20 ツチカメムシタケ 関西で僕が初めて確認したらしい珍な虫草でビックリ。クモタケによく似ているけど細っそりしていて触るとクモタケより硬さがある、来年も見つけたい。
8月 8/7ツクツクボウシタケ 色んな所に群生していた、50個体以上は見たがテレオモルフのツクツクボウシセミタケは見つけられず、来年は見つけたい。
8/23 ミカイロクモタケ。ignatiusさんに名前を教えて頂いた。ライトトラップ時の暇つぶしに葉裏を見てみるとたまたま見つける、ついてるな。その後観察し採集。
8/28 ウスキタンポセミタケ(ウスイロコゴメセミタケ) 。ホソエノコベニムシタケの坪でたまたま見つける。最初なんだか分からず新種かもと某P氏と興奮する。ギロチンしてしまったので今年は完品を採りたい
9月
9/4 シュイロクチキタンポタケ。ignatiusさんに宿主(ハムシダマシの仲間の幼虫)と10月頃にも発生すると教えて頂いた後、10月初旬に別の場所でも見つける。
9/4 、9/25 シャクトリムシハリセンボン 薄暗くなって最後に探した場所で3つほど見つける、イイ坪を見つけた。結構憧れの種だったので嬉しかった
9/25 クビオレアリタケ 宿主はトゲアリ。アリ生は初めてだったのでテンション上がりました、全部で某P氏と30個体ほど見つけた。
今年は完熟の完品を見つけたい。
9/27 サナギタケ(多分、時期にイモムシタケかもしれない) ようやくサナギタケらしき蛹生のものを見つけた
10月
10/3 アリノシロイトタケ。クビオレアリタケに重複寄生。見た目が凄い。
10/4イモムシタケ 某P氏と一緒に掘った。とてもデカくて感動もの、
宿主はトビイロスズメの幼虫でした。
10/12 未熟なオイラセクチキムシタケ 完熟は冬季と油蝉さんに教えて頂きました。
12/1結実してきたオイラセクチキムシタケ
10/26 コナサナギタケ 実は初めて秋になってよく見つかるようになった。なんでだろ?
10/30 フタイロスカシツブタケ ボロのシャクハリに重複寄生していたあったらイイねと思っていたので嬉しかった。
11月
11/6
何か分からないハエ生のアナモルフ、同行者が発見近くに2個体ありました。これもよくわかりません。
冬虫夏草探しも今年が2年目でまだまだ知らないものだらけで楽しめました、来年も良いのを見つけたいですね。目標はヤンマタケ見つけてよろこびたい、タンポヤンマなら失神する。
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