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簡単な意思決定でさえ相手に求めてしまう残念なコミュニケーションはやめよう

リモートワークによって、今までニュアンスだけでコミニケーションとってきた人たちがあぶり出されるようになりました。「え!?それくらい自分で決めればいいのに」と思うような残念なコミュニケーションをとる人はいませんか。

もし、自分自身のやりとりを見て心当たりがあるようでしたら、要注意です。何も考えていないのは論外ですが、必要以上に失敗を恐れてしまっている危険性があります。

失敗許容力を高めて、小さな意思決定から始めよう

僕も不安を感じやすいタイプですが、 失敗を恐れていては成長もできません。そしてまた、絶対失敗しないなんてことはありえません。だから、失敗許容力を高めることが大切です。

失敗許容力とは、失敗したときにくよくよして自分を責めず、前に進むことができる力です。失敗許容力が低いと、ミスしたときに落ち込んでしまい次の行動が起こせない。逆に失敗許容力が高ければ、その失敗を生かして次の挑戦につなげることができます。

失敗経験や自身の弱みを詳しく言語化し失敗許容力を高めよう

最もシンプルな失敗許容力の高め方は、失敗経験だったり自身の弱みを詳しく言語化することです。実際に、僕もやってみますので、ぜひ真似してみてください。

失敗経験
全社横断的に取り組むプロジェクトを担っているが、他のタスクに追われて停滞している。明確な期限が決まっていないので、進んでいなくても誰からも指摘を受けない。が、未着手の状況がしばらく続くと、プロジェクトメンバーに声をかけづらくなり、進め方がわからなくなってくる。
すると、「もっといい案がないと動けない」とか、「今までサボっていたのにリーダ面ができない」とか、どんどん負のスパイラルにハマり抜け出せなくなっていく。不安や心配な気持ちはつのり、焦りもあるが、動くことが怖い。そして、こんな時こそ仲間と動くべきだが、一人ぼっちで戦おうとしてしまう悪い癖がある。

弱さ: 自分自身の不安な気持ちや弱みを見せることができない

僕自身の弱さに気づくことができました。ネガティブな気持ちを一人で抱えてしまうので、動けなくなる。周りの人も、何に困っているのかわからないので、助けることもできない。

結果、すべての関係者を困らせてしまっていました。なので、次のアクションは、「みんなに自分の気持ちを伝える」そして、「助けてもらう」であることがわかりました。

より、具体的に失敗した経験やうまくいっていないことを明確にすることで、漠然と抱えていた不安が具体的になります。具体的になると、不安の原因を解決するアクションを設定すればいいので、前に進むことができるのです。

リモートワークで組織も意思決定の速度が落ちている場合は、失敗許容力が小さく、小さな判断もお互い譲り合ってしまい、前進していない可能性があります。ぜひ、自分自身を見つめ直す時間をとってみてください。