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【Fooocus】アニメ・マンガ用プリセット公開しました

こんにちは、Shinyaです。

Fooocusのプリセット機能って、気軽にモデルを変更できるのが便利なんですが、アニメ・マンガに強いモデルを最初から入れて欲しいな、って思ってました。

で調べてみたら、実はFooocus、プリセットのカスタマイズができる!

オリジナルのプリセットを作っておけば、モデルの切り替えも楽ちんだし、モデルも自動ダウンロードしてくれる。さらに起動時の初期モデルも変更できるから便利!

ということで、アニメ・マンガ用プリセットを作って公開しました。


プリセット一覧

作成したプリセットは以下の3つです。

  • AAM(Anime Mix)

  • Animagine

  • CHEYENNE

CFG Scaleやサンプラーは各モデルの推奨値にしています。

なお、いずれも初期サイズ 1024 x 1024 、スタイルなしです。

プリセットのインストール

プリセットファイルはGitHubで公開しています。

お好きなプリセット(.jsonファイル)をダウンロードし、<FOOOCUS_HOME>/presets ディレクトリに配置してください。

これでPresetにanimagineとかcheyenneとか選べるようになりますよ。

Fooocus起動時のプリセット指定

Fooocus起動時にプリセットを指定するには --preset オプションの引数にプリセット名(jsonファイルの名前)を指定してください。

以下はプリセット animagine を使うときの起動方法の例です。

Windows

Windows 版は run_animagine.bat のようなファイル名で .bat ファイルを作成してください。

.\python_embeded\python.exe -s Fooocus\entry_with_update.py --preset animagine
pause

Mac

Mac は --preset オプションで animagine を指定します。

python entry_with_update.py --preset animagine

Google Colab

Google Colab版では、jsonファイルをダウンロードするコードを追加し、最後の entry_with_update.py のパラメータに --preset animagine を追加します。

!curl -o /content/Fooocus/presets/animagine.json https://raw.githubusercontent.com/shinya-blogger/fooocus-presets/refs/heads/main/animagine.json
!python entry_with_update.py --share --always-high-vram --preset animagine

まとめ:Fooocus起動後の定型作業がなくなった

これまでFooocusを使っていたときは、初期スタイルを全部消して、モデルを切り替えて、出力サイズを変更して・・・と同じ作業を起動のたびに何度も繰り返していました。

Google ColabでFooocusを使っているので、モデルのダウンロードは別の方法で自動化していたんですが、今回のプリセット作成によってダウンロード処理も不要に。

わずかな手間の改善ですが、やっぱり便利です!

ぜひプリセットを活用してみてください。


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