【ホストファミリー揃う】留学episode④
エドとの共同作業を終えて、ひと段落をしているところへホストファミリーが順番に帰ってきた。
まず、ホストマザーの登場だ。
グレイテストショーマンに出ていたキアラ・セトルのようだ。
以下、キアラと呼ぶ。
このキアラさんがこれからの生活の鍵を握ることとなる。
簡単に挨拶を交わす。うん、第一印象はとっても良さそうな人だ。
そして、早速家賃についての話をされる。
大事な話だが初日の挨拶段階でその話を出すか!とちょっと思ってしまった。
後に意味が分かる。
少し記憶が曖昧なのだが、確か週200ドル前後で3食付の取り決めだった。
朝と夜は家で、お昼はランチボックスをもらう形だ。
食事がついているのは不慣れな自分にとっても助かる。
次にホストシスター達が帰ってきた。
2人姉妹なのだが、姉が大学生で、妹が高校生だった。
ヒルトン姉、妹としよう。
姉の方はとても人当たりもよく初日から色々と話しかけてくれた。
一方、妹の方は思春期真っ盛りなのか、見ず知らずの人間が家にいるのが嫌なのか
分からないが対応が素っ気無い感じだった。後に色々問題を起こすこととなる...。
続いてホストブラザーが帰ってきた。
爽やかでイケメンだ。ジャスティンとしよう。
簡単な挨拶をして部屋へ行ってしまった。そんなものだろう...
今後もあまり話に登場しないかもしれない...。もう少し色々と話をしたかった一人である。
そして、最後に中国人留学生の登場だ。
ジャッキーと呼ぶ。
挨拶はさておきとにかく知っている日本のアニメをただただ連呼してきた。
どう言葉を返すのが正解なのか。
同じ留学生として仲良くしていきたいと思っていた。
だが、後にとても厄介な一人となる。。
これで全員揃った。
ホストファーザー : エド
ホストマザー : キアラ
ホストシスター : ヒルトン姉、妹
ホストブラザー: ジャスティン
中国人留学生 : ジャッキー
この彼らと共に生活が始まることとなる。
少しして日本人留学生も来るのだが、追ってご紹介しよう。
----------------------------------------------------------------------------
ここからの話も今後ゆるく書いていければと思う。
ここまで読むとなんか色々ハプニングが起きそうな日々が待っていそうに思えるかもしれない。
正解です。色々起きました。笑
みんなが思い描くような毎日食卓をみんなで囲み、休みは一緒にお出かけし、ホームステイを終える時は泣きながらお別れをする、そんなようなホームステイ生活ではなかったのは確かである。
だが、今となっては笑い話になるし経験値がものすごくついたから感謝している。
結局はどんな環境にいても自分次第である。
それを不幸と捉えるか、成長への過程と捉えるか
その当時は若かったので辛く感じていた日々だが、今ならその環境に放り込まれても楽しさを見つけていく自信がある。
"置かれた場所で咲きなさい"
好きな言葉の一つ。
今この瞬間にも自分の生活に不満はある。でもそれを選んで来たのも自分自身。
変えられるのは自分しかいないのに、気づけば周りのせいにしようとしてしまっている。
たらればをなくして、今持てる自分の力で切り拓いていくしかない。
あの頃を振り返ると気持ちを奮い立たせてくれる。
まだストーリーは続くが、気長にお付き合いいただけると嬉しい。