yupがファクタリング業界最新のカオスマップを公開したので、紹介する。
2021年4月、フリーランス向けに報酬即日払いサービス『先払い』を提供しているyup株式会社が、国内ファクタリング業界の最新版カオスマップを公開した。
今回は、yup社が公開したプレスリリースから画像提供をいただき、最新のファクタリング業界について考察していこうと思う。
これを見れば、国内ファクタリング業界の”今”が見えた来るに違いない。
【最新版】国内ファクタリング業界カオスマップ
カオスマップから読み取れる考察
yup社のプレスリリースの内容を踏まえて、最新のファクタリング業界のトレンドを考察してみました。
①2者間ファクタリングを提供する企業が多い
カオスマップからも理解できるように、2者間ファクタリングを提供するサービスが非常に多い。
そもそも、ファクタリングには契約方法によって「2者間」と「3者間」の2種類の契約方法が存在している。
2者間ファクタリングの契約方法は以下の通り。
1:利用者が売掛債権をファクタリング会社に売却し、ファクタリング会社が手数料を差し引いた金額を利用者に入金。
2:取引先から利用者に入金。
3:利用者からファクタリング会社に売掛金を入金。
2者間ファクタリングのメリットとして、着金スピードが速い(最短60分)、取引先に債権の売却が通知されないといったものがあり、多様な働き方が浸透した現代社会に馴染むようなスキームになっていると言える。
②着金までのスピードが加速傾向にある
先ほど紹介したように、2者間ファクタリングのメリットの1つに着金スピードが非常に速いことが挙げられる。
例えば、弊社サービスであるyupの「先払い」では、申請した請求書の代金が最短60分で支払われる。その他にも最短即日着金するサービスが増えてきており、できるだけ早い着金が社会的なニーズであることが理解できる。
③フリーランスや個人事業主でも利用しやすいサービスが増えている
フリーランスや個人事業主は与信を低く見積もられてしまう傾向がある。
それによって、融資や借入などの資金調達に苦労したという経験を持っている事業者の方々もいると思われる。
その一方で、フリーランスや個人事業主の人口は年々増加しており、それに応じて、フリーランスや個人事業主でも利用可能な資金繰りの悩みを解決する金融サービスのニーズが高まっているのだ。
まとめ
今回のプレスリリースから読み取れることをまとめると下記のようになる。
・できる限り早い入金が可能な2者間ファクタリングが注目されている。
・ファクタリングの利用者層も変化してきており、フリーランスや個人事業主といった、個人からのニーズも厚くなっている。
これからも、弊社としてもファクタリング業界が更なる盛り上がりを見せられるように努めてまいりたい。
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