毒親の母とボク、躾け

画像1 母さんは、小さい頃から、人見知りなボクに、躾けが、厳しかった。特に、人に対しての、挨拶、ごめんなさい、ありがとうの挨拶、何度もやり直しさせられた。昔から、大きな声で話すことが、苦手だったボクは、小さな声で、挨拶する度に、やり直しと、母さんに、睨まれ、声を震わせながら、挨拶を繰り返した。幼い自分には、嫌で仕方が無かった。当時の自分には、何でそこまでして、大声で挨拶しないといけないのか、全く意味が分からなかった。だが、今は分かる。母さんは、人として恥ずかしく無い様に、きちんと躾けをしてくれていたんだなと。
画像2 母さんは、正義感も、人一倍強かったですね。小学校で、担任に、ネチネチと、モラハラを受けた時も、泣き寝入りせずに、ボクに代わって、教育委員会に言いますよと、担任に直談判してくれました。高校生の時も、問題集のコピーで、試験問題を済ませていた、担任の国語教師を、生徒を馬鹿にしていると、一刀両断してくれましたね。気の弱いボクに、間違っている事は、体を張ってでも、間違っていると、黙っていないで、声を出していかないといけない事を、教えてくれた。母さんは、若い頃から、曲がった事が、大嫌いで、ぶつかっていったそうです。
画像3 ボクには、母さんの血が、入っている。だから、言う時は、言う人でありたい。彼女は、キチンと、言う時は、言うと、言ってくれるんですが、母さんの教えだったりします。母さんは、若い頃、転勤族で、あのタモリさんと、同じ高宮中で、男の子相手に、喧嘩をしても、一歩も引かなかったと、よく武勇伝を語っていましたね。ボクは、争い事は、好きでは無いのですが、母さんのどんな相手にも、正論を振りかざしていく姿勢は、忘れないようにしようと思っています。他人の事を、好き嫌いはっきり言う母が、貫き通した正義感。人として、尊敬したいです。

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