2次審査までしか通らなかった僕でも言えるTSGの魅力
初めまして、クリポケの福ちゃんです。(CreativePocket株式会社代表の福田と申します。)
思い返すと私がTSG2019にエントリーをしてもう一年がたちました。
この記事は東京都の主催するビジネスコンテストTSGに出してみようかなと悩んでいる人の後押しができればと思ったので、私なりの思いや感じたことをまとめました。
振り返ると電車の中吊り広告で見たのが私とTSGとの出会いでした。
TSG=【TOKYO STARTUP GATEWAY】
東京発・400字から世界を変えるスタートアップコンテストと銘打って年に開催されるビジネスコンテスト。
昨年2019年のテーマは『DREAM or NEVER』
この言葉が強く響いて参加したのを今でも覚えています。
〜夢を叶えるか、一生やらないか。〜
元々フリーランスだった私にとっては今だからできる上等な時間の使い方と思って400文字に、その当時思っていたプロダクトのアイディアを書き綴りました。
●参加目的は人それぞれでいいと思う。
400文字という簡単そうに思えてやってみると難しい「まとめる」という能力。
原稿用紙1枚分だからといって舐めてはいけないです。
短いが故に端的にアイディアの肝と自分の思い(熱意)を込めないと伝わらないと思いました。
締め切りまでの時間があっという間に過ぎたを覚えています。
エントリー後2週間ほど待ち、一次審査は無事通過し、次のステップにいきました。
ここからが2次審査までも通らなかった私がTSGの魅力を最大限に伝えられる部分です。
◆アイディア×熱意、出会いの数が半端ない。
1次審査通過後、通過者が一同に集まりお互いの夢・アイディアを語り合う「First Stage Gathering」に参加することになります。
この「First Stage Gathering」は何がなんでも参加した方がいいとお勧めできます。
日本全国から企業家の卵、学生から定年後の方、主婦や様々な顔を持った人材が集まり1次審査の内容やその思いについて理解を深めるとても密度の高い時間が用意されています。
その会では自己分析のワークショップやアイディアを言語化、図化する時間が設けれています。
ここでの完成度は正直みんなどんぐりの背比べです。
元々アイディアを持っている人はきちんとシートなどを作ってプレゼンを行っていましたが、この段階で机上の空論だとしても審査の対象にもならないと思います。
私がこの会で一番感じたのは「熱量」の共有がどれだけできるのか。だと思いました
初対面だから…
人見知りなんて言葉は関係なくなるほど、熱い思いを 拙い言葉でも 話せるのかどうかが大事になってきます。
まず、はじめの席はランダム(確か⁈)でしたが、お昼休みには同じジャンル似たような考えの応募者が5〜10人程度集まり、お互いのアイディアについての語り合いました。
これを数回繰り返し、たしか1時間ほどで20~30人ほどの方の話を聞き同じ数自分のアイディについて話す機会をもらえました。
この機械的で同じ作業だと思われがちな時間にも発見がめちゃくちゃありました。
それは400文字ではわからなかった、
お互い話を聞いている時の対面での反応です。
私にとってこれはとても大切な時間だと確信しました。
1グループ目2グループ目…と続くうちにそれぞれの反応を見て超高速でPDCAを回し、自分のアイディアの面白みやユニークさをブラッシュアップして、反応を見て、伝え方を変えていきます。
これをすることで自然とアイディアがブラッシュアップされて、たくさんの発見がありました。
◆「まとめる」→「繋がる」→「フィードバック」→「ブラッシュアップして伝える」→「まとめ直す」…
もうこれができたことに私はとても価値を感じました。
そもそも熱意のある人たちの集まりの分、真剣に向き合ってくれます。
TSGはそういう人ばかりです!
(※写真はごく一部たくさん意見をもらえるので素直に嬉しいです。)
◆出会いの数自分の強さにも弱さにも繋がる
そして最後に私がTSGのことで何を言おうが2次審査3次審査には進めませんでした。
もちろん2次審査3次審査…に進むことで得られることもたくさんあると思います。(私は知らない分ワクワクします…)
First Stage Gatheringで出会った方、その後の交流会で出会った方は、
今でもとても仲良くしていただき、お仕事を一緒にしたり、しょっちゅう情報交換もしています。
言葉では言い表せないですが、アイディアを投げて真剣に返してくれる強い見方であり、弱い部分を端的に指摘してくださる関係です。
これはきっと会社でもなく家族でもなくちょっと熱い関係です。
私自身も昨年TSGに出したアイディアを形にしたく、先月法人化をして今も絶賛活動をしております。
『DREAM or NEVER』この言葉が響き続け今でも活動を続けられてい流と思います。夢を叶えるか、一生やらないか。
結果やったもん勝ちかなと思います。
■最後に
今もし、ご自身でやってみたい事業や成し遂げたい未来がある方は
これをきっかけに是非一次審査にエントリーしてみてはいかがでしょうか。
2次審査を通らなかった私でも、この経験を生かして今活動ができております。
まずは1次審査です。
アイディアをまとめることで気づくことがたくさんあるかと思います。
▼プレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000057.000012113.html
▼今年の詳細
https://tokyo-startup.jp/