できていなかった活動報告Vol.1
最近の進歩とこれからの目標を数回に分けて発信して行こうと思います。CreativePocket株式会社の福田です。
はじめに
今年1月からDMM.make AKIHABARAの「START LINE」に参加させていただき、早くも4ヶ月が過ぎました。
年度も変わりここ数ヶ月の活動内容をきちんと振り返り、まとめようと思います。
私が現在は開発しているのは、乳幼児の赤ちゃんと並走し動画や写真を撮影するスマートフォン専用のガジェットを作っています。
このアイディアは東京都が主催するビジネスコンテストTSG(TokyoStartupGateway)2019で着想し、数年かけてブラッシュアップしてきたものになります。
「世の中にないなら作っちゃおう」そう考え、この2年間本業の傍らプロトタイピングを進めてきました。
そして今回「START LINE」に採用いただいたことで開発が加速し、新たな目標とともに動き出したのでここにまとめようと思います。
2021年1月 「ラジコンを分解する日々」
1月は主に10Fの工房を利用してラジコンを分解し始めました。
阿部さんアドバイスをいただき、製品開発の手順を教えていただきました。商品開発なんて初めてだし、実際にどこから手を出していいかわからない、何をすればいいのかわからない私に丁寧に説明いただきました。
簡単に以下の手順があること。
アイディア検討>原理試作(EVT)>設計試作(DVT)>量産試作(PVT)>量産(MP)
でも正直考えることが多すぎて「無理だ〜」と、
十分すぎる環境があるのに活かしきれないことが悩みでもありました。
考えれば考えるほどキリがないものを一人ではコントロールすることができず、ひとまず手を止め、アイディアをよりわかりやすく、何をしたいのかどうしたいのかを明確にするところから考え直しました。
ガジェットの動き、速さ、Arduinoでの開発、構造計算、電気抵抗、重量設計、耐久検査、バッテリー問題、無線電波系、予算、仕組みそれぞれわかる範囲で調べ、様々なラジコンを分解しその仕組みを自分なりに分析してみました!
2021年2月 「次のアクション」
2月に入り自分のみで動いているとなかなか専門的な部分に手が出せないと感じ、メンバーの募集をしました。
事業を進める上で初めてのメンバー募集ということもあり、しっかり意見があり、ガジェット、さらにその先のユーザーのことを考え動いてもらえるメンバーを集めたいと思いました。
チームランサーというサービスを使い、2週間で 17人の応募その中から 11人面談そして 6人も参画してもらえることとなりました。(感動😭)
面談では一人一人1時間ほどお時間をいただき話すことで、少し先の将来どんなことをやりたいのかを説明させていただきました。
11人のお話を聞くと応募の動機は様々で十人十色、たくさんの思いがそこにはありました。
その中でも、開発の経験があり、会社のビジョンの「ものづくりにワクワクと企みを」に共感をしてもらえたメンバーを集めることができました。
2021年3月 「最高のメンバーが集まってくれた」
今回のメンバー募集では、ガジェット開発だけではなく、そのユーザーとなる消費者が必要とするであろう情報をまとめるメディア開発のメンバーも合わせて募集しました。(こちらの内容は後日またまとめようと思います。)
集まってくれたメンバーと共にアイディアをさらにブラッシュアップ、私自信がなぜこのガジェットを作りたいのか、どのような思いで進めているのかなど、集まったメンバーに根掘り葉掘り質問してもらうことでガジェットの軸、メディアの軸が定まりました。
その際miroというWebホワイトボードツールやGoogleスプレットシートを使い遠隔にいてもリアルタイムでに書き込みお互いのやりとりを可視化することでスムーズなコミュニケーションが取れました。(今でもすごく活用しています)
見返すと本当に素敵なメンバーが集まってくれたなと思いました。
2021年4月「いいよいよ動き始めた」
3月は目に見えないものを言語化することが多く、思いや気持ちの面をまとめる作業が多かったのに対し、4月は実際に作ることが動き出しました。
どんな設計で動かすのか、撮影アングルや動きをどうするのかを話し合い現在開発が進んでいます。
直近の目標
BABY TECH AWARD JAPAN 2021に出展し、賞を取る!
ここに向けてガジェット開発を進めております
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