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自己紹介 はじめての note と1月の観劇予定

はじめまして。
渡辺信也と申します。
年に80~100本ほど芝居を観ています。

24年は94本観まして、ベスト5は、
■新宿梁山泊
『おちょこの傘もつメリー・ポピンズ』 
■ホリプロ
『中村仲蔵~歌舞伎王国 下剋上異聞~』
■城山羊の会 
『平和によるうしろめたさの為の』
■歌舞伎NEXT
『朧の森に棲む鬼』
■iaku
『流れんな』
でした。

世の中にはもっと観てる方がいくらでもいらっしゃるのですが(noteにも観劇予定やレビューをアップしてる方多数!)、友人知人から「そんなに芝居観てるなら、お前のおススメを事前に教えてくれ」と言われるのと、自分の記録も兼ねまして、毎月の観劇予定を書いてみることにしました。
ということで「25年1月」の観劇予定。

アガリスクエンターテイメント『二十歳の集い』

去年観たこの劇団の『なかなか失われない30年』が面白かった。
ある雑居ビルの一室を舞台に、1994年、2004年、2014年、2024年と4つの時代が同時に登場する、タイムリープ&シチュエーションコメディ的な作品で、やや強引な話運びありつつも、設定負けしない展開で最後まで走り切り、劇団名通り「エンタメをやる」という志を強く感じた。
今回は過去の中編2本の上演。粗筋読む限りでは、ウェルメイド系の予感。25年の観劇初めはこの作品になりそう。

オフィス300『鯨よ!私の手に乗れ』『りぼん』

渡辺えりさんの古希を記念した2作連続公演。多数の豪華ゲストが集い、年明けの本多劇場は祝祭的な雰囲気に包まれそう。
チラシから圧倒的な熱量が伝わってくる。普通に観たいという感情を超えて、劇場で生の瞬間に立ち会いたい、目撃しておきたいと思う公演。

た組『ドードーが落下する』

「た組」の作品観ると、ドッと疲れて劇場を後にすることが多い。夫婦が、恋人が、友人が、陰鬱な雰囲気の中で繰り広げる、刃を突きつけ合うような会話から、ひと時も目が離せないからだ。他人の人生をのぞき見して背徳感が満たされるような感覚もあり、また観たいと思わせられる。
今回は第67回岸田國士戯曲賞を受賞した作品の改訂版。
作・演出を務める加藤拓也さんは近年、映画監督としても活躍。監督した映画『わたし達はおとな』『ほつれる』にも同じような吸引力がある。

ONEOR8『誕生の日』

1997年旗揚げの老舗劇団で、作・演出の田村孝裕さんは外部でも活躍。
田村さんの作品、多くは観られてないのですが、劇団公演も外部公演もウエルメイドな作風の印象が強い。
ONEOR8を初めて観たのは『ゼブラ』(2005年初演、2007年再演)という作品で、母親の死と向き合う四姉妹の葛藤を描いた家族劇の秀作だった。
今回の作品は初演(2020年)も観ていて、主演の女性を演じた山口森広さんが強烈に印象に残っている。

Pityman『おもいだすまでまっていて』

ほぼ予備知識無し。
観劇仲間に勧められたのと、チラシのテキストやデザインに惹かれて。
それくらいの理由でふらっと劇場に足を運んでみて、当たったり外れたりするのも観劇の醍醐味。

ミュージカル『Six』

1本くらい商業的な作品も。
現在ウエストエンドやブロードウエイでも上演中、バリバリ現役のミュージカルが来日。英国キャスト版、日本キャスト版、時間があれば両方観てみたい。
2017年に当時ケンブリッジ大学の学生が制作、前衛的な作品のショーケースとして知られるエディンバラ・フリンジ・フェスティバルで初上演された後、世界各国での上演に至るというドリームストーリーが眩しい。日本演劇からも世界に羽ばたく作品が増えてほしいと思う。

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