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イタリア旅行記🇮🇹備忘録(日帰りピサ訪問編−その2)16

さて、リビオ(義息子)と無事合流、しばしルームシェアして住んでいるアパルトメントで皆で歓談。へーぇ、こういう暮らしをしているんだ、質素で慎ましい部屋だけど、新婚らしく二人で暮らしを愉しむ雰囲気がそこにはあって、まぁこれなら上手くやっていけるだろうな、と安心した父母なのでした。

慎ましやかで良い感じのトラットリアです
ヴォーノ‼︎

再び街中へ戻り、予約してくれたトラットリアで皆でランチ。気取らないカジュアルな感じの店だけど、味はしっかりしていて、イタリアのレストランの懐の深さを実感です。ほんと、どんなところを選んだってハズレの店に当たった事が無い、って凄い事だよね。
それと、もし自分なら、外国からやって来た娘の家族を招待して、少しは見栄えの良いリストランテで、って風になりそうだけど、変な見栄などはらずに、身の丈にあったこうした店で歓迎をしてくれた娘夫婦、旦那であるリビオを、改めて見直しました。うん、君たちはこれからもそうやって生きていけばいい、父はなんだかとても嬉しかったよ…

現役で活躍するオート三輪
これが散策ルートの案内板

Pisaには、実は街をぐるっと囲むようにして城壁が残っていて、その上を歩いてたどる散策ルートがあるらしく、娘夫婦、食後はそこを案内してくれるのだとか。5mあるかないかの高さの城壁は、アルノ川のすぐ畔から始まり、民家の軒先や庭先をかすめたり、大学のキャンバスを縁取ったりしながら、斜塔、大聖堂、洗礼堂を擁する芝生エリアまで続いています。きちんと整備されている割に観光客はほとんど歩いておらず、結構穴場かもしれません。小一時間ほど見慣れぬ風景の中をのんびりと歩き、観光地としてではないPisaを満喫できました。

傾きが半端ないよね
城壁からは、民家の窓に手が届きそうです
この角度からも、傾きが凄いのがよくわかる

せっかく日頃の生活ぶりを見たついでに、いつも通っているという地元系のスーパーマーケットがすぐそばにあると言うので  散歩のノリで見学に。日用品から食品、お菓子、お惣菜まで、興味津々に見て回ります。観光客向けのお土産品でない品揃えが、変な観光スポットを見ているよりよっぽど面白く楽しめました。ここ、超おすすめです! ちなみに日本へのばら撒きお土産物選びにも、逆に新鮮で最適でした‼︎ 

鄙びたPisa San Rossore 駅

なんだかんだと楽しく過ごす内に、あっという間に時間が経ってしまいました。Pisaにもう一つある駅、Pisa San Rossore駅から、フィレンツェへ戻ります。娘夫婦のアパルトメントも、ここが最寄駅だという事で、リビオとはここでお別れ。ごめんね、娘をあと10日間程連れ回します。次に僕らがリビオ会えるのは来年かな、その先かな? リビオも勉強とアルバイトと、身体を壊さないように頑張って、娘と労わり合いながら仲良く暮らしてください。チャオ、アルベデルチ!

朝乗ったローカル電車
電車に乗るのももうお手のものです

It will continue…


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