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破壊の神様

大切なものを失ったり、壊したりしたとき、
破壊の神様を思います。

破壊の神様との出会いは、
私が20代でインド旅行した時にさかのぼります。
旅の色々はもう忘れてしまったけれど、
「破壊の神様」との出会いは印象的でそのシーンだけ覚えているといった感じ。

とある寺院でずらりと並んでいる神様について、ガイドさんが説明してくださいましたが、当時の私には破壊の神様だけとにかく不思議な存在に感じました。
破壊するのに神様?

その旅行に一緒に行った彼とは数年後に別れ、私は新たに出会った人と家族を作りました。
先日はガラスのお鍋を割って、新たにスペースができました。


どうして破壊の神様の存在を知った時に
あれほどまで理解できなかったのか
今となっては面白いなと思います。

人生経験が増えるにつれ
悪い出来事と思っていたことの良い面にも気付けるようになってくるからか
今では大切な存在だと感じています。

ARU(ある)

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