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楽しめない仕事を楽しめるようになった話
ここからの派生話
続けるためには目的が必要
私は人に面白い楽しいと思ってもらうものを提供し続けるためには、自分が面白い楽しいと思えるものでなければ提供し続けられないと思っている。
そもそも自分が楽しめないものを生み出し続けることが困難だから。
私も実際同じ理由で挫けかけたことがあるのでそう考えてしまうのかもしれない。
仕事にしても家事にしても
「自分が面白く感じるにはどうしたらいいかな〜」
と考えるのが自分にとっては大事な事だと最近気付いた。
例えば絵が好きでSNSに絵を投稿していたのに、
好きが増えなくなったから絵を描くのをやめてしまったという現象。
これがアンダーマイニング現象だと知った。
この現象は
自分の行動へ報酬あるいは罰が与えられる事で
元々行動へ対して持っていた好奇心や楽しさを失い
やる気が出なくなる。
自分が行動へ対して持っていた
「楽しいから好きだからやる」という内発的動機が
「報酬があるからやる」または「やらないと罰があるからやる」という外発動機に変わる。
やる気を失い自分から行動をしなくなり
作業をやめてしまう。
仕事をする上でも趣味を続ける上でも気にしないといけない現象。
自分がなぜこの作業をするのか。
その理由が外的動機に変化していたら、長くは続けられない。
人に評価されたい、数字を増やしたい、いつの間にかこの作業の目的が外的動機に変化してないだろうか?
自分の体験から
仕事であるイベント事のリーダーを任されたことがある。
イベントの参加人数を気にし過ぎて、
やっていても楽しくない、
イベントをやることが苦しくなっていた。
そん中先輩と上司がイベントの見直しを進めてくれた。
今までを振り返ることで苦しかった自分に気付いた。
苦しいじゃなくて面白く私が感じたいという欲求が生まれた。
外的動機づけが内的動機づけに変化したから、
楽しく続けられているしようやく結果にも現れてきた。
結果を出すにはまず続けることが大切。
常に気にしないといけないことだ。
またアンダーマイニング現象に陥っていた。
結果が出ないならしなくても良いんじゃない?
売上にならないならやめても良いんじゃない?
と考えてなぜこの仕事をしているのか目的を見失いそうになってた。
そもそももっとお客様に本を楽しんでほしい、
1人でも望んでくれる人がいるならやりたい、
お客様のためはもちろん自分のためにこのイベントをしたい。
そう思っていたのに。
目の前の数字や環境からやめる理由を探してた。
やっぱり目的を考え続ける事が長く続けるコツなんだと実感した。
やめる理由を探す暇があったらやりたい理由を探したい!
いかに自分の楽しいを探すかあるいは楽しいを作るかを考える。
納得出来ない仕事は楽しめない
なぜこの仕事をしているのか。
なぜこの作業は必要なのか。
自分が納得出来ていないのに進めるべきではない。
なぜならやらされている仕事は楽しめないから。
私が新しい部門の仕事をする事になったとき、
自分は分からない事ばかりだから上司や先輩の言う通りにしようと仕事していた。
自分でも驚くほど楽しめない仕事になった。
少しでも自分で考えてやれるように工夫をするようになった今はまた楽しめるようになった。
楽しめなくなった時にどう楽しむか
が豊かに生活していくには必要なのかもしれない。
ずっと楽しいなんて無理な話で、
なんなら楽しくないが多いぐらいで、
そんな中自分で考える隙を見つけていくことが
楽しいへの一歩と気付いた話でした。