#2 誰かにとってのアイドル
私は小さい頃、アイドルになりたかった。
小さい頃というのは嘘かも。今もずっとアイドルに憧れている。
私のアイドルとの出会いは、小学生の時
当時から今までポケモンが大好きな私は、ポケモンのエンディング曲を歌うももいろクローバーZに出会った。
当時は歌が下手な印象があった。それでも、生歌で歌って全力で踊って、笑顔いっぱいのももクロに、私は心を奪われていた。
アイドルに興味のない人や、ももクロじゃないアイドルが好きな人からしたら大したことないのかもしれないが、私の心にずっと残り続けるリーダー「百田夏菜子」ちゃんにまつわるエピソードを聞いてほしい。
みんなに笑顔を届けるという部分で天下を取りたい。
百田夏菜子ちゃんといえばこの言葉。
アイドルのイメージには、少なからず人気の取り合いをするようなバチバチした関係というのが存在するかもしれない。
いちばん可愛くなる、グループのセンターになる。
しかし、百田夏菜子ちゃんの中にあるアイドル像は、あくまで人を元気にすること自体にあるということが伝わってくる。
もちろん、アイドルとしての仕事自体は他のアイドルと変わらないかもしれない。
ライブをする、テレビに出る、ファンサする…
私たちファンはその姿を見て元気をもらう。
可愛いなぁと癒されたり、彼女が頑張っているなら私も頑張ろうと思ったり。
それでも彼女の目指すアイドルは、一般的なイメージのアイドルよりも鋭く、気高く存在している気がする。
学校のアイドル、職場のアイドル、誰かにとってのアイドル
私は夏菜子ちゃんのこの考え方が好きだ。
人を笑顔にする存在でいることがアイドルでいることであり、それはステージに立っているかや、曲があるかとは関係ない。
誰だってどこかの誰かにとってのアイドルかもしれない。
かなこちゃんの理想のアイドルはそういう存在、というのを私はどこかの記事で見たことがある。
思い出そうとして探していたら、ちょうどその次の日にNHKのスイッチインタビューでこの話をしたみたいです。
探して見つからなかったからありがたい。
私の生き方にアイドルを
私はももクロちゃんが好きで、憧れである。
もちろんステージに立って歌って踊るというアイドルへの憧れでもあるが、それよりみんなと幸せを共有して自分も幸せになれる夏菜子ちゃんへの憧れである。
学生時代に、私のことをアイドルだねと言ってくれた人がいた。
その意味が、私が周りを幸せにできる「学校のアイドル」という意味なら、私はとても嬉しいなと思った。
これからも私は、誰かにとってのアイドルでいられる存在でありたい。
それはもちろん、職業のアイドルという意味ではなく、みんなを笑顔にするという意味で。
今日のおやつ︰博多ミネラルマルシェのマンゴーゼリー