アメリカ留学<きっかけ編>
プロフィールでも少し触れているが、私はアメリカの大学を卒業している。
英語が教科の中で一番苦手で大嫌いであったにもかかわらず。
いま英語が苦手で大嫌いな人でも、「アメリカの大学を卒業できるんだ」という希望をお届けしましょう!
<きっかけ編>
保育園の遠足で空港へ行って展望デッキから飛行機の絵を描いた。
緑と赤の今はなきアリタリア航空の飛行機を描いたことを今でも鮮明に覚えている。 それ以来、飛行機の虜になり、ごく自然にパイロットになりたいと思うようになった。
小学校6年生頃から視力が悪くなりはじめたが、たいして気にも留めていなかった。当時はむしろメガネかけることに憧れていた。メガネかけてる方が大人に見えるお年頃だった。
中学生になり将来のことを真剣に考え始めた時に、今の視力では日本のパイロット採用基準を満たさないことを知った。
それから焦って視力を回復することをいろいろやってみた。
視力回復3Dの本をみたり、通販で変な穴あきメガネを買って試したり、近くと遠くを交互に見たり、ブルーベリーを大量に食べたり、家のベランダでブルーベリーを栽培したり・・・
いっこうに視力は回復しなかったし、大人になったいまも回復はしていない。
なにはともあれ パイロットがだめなら、すこしでも飛行機の運行に関わる仕事をしたいと思い、航空管制官を目指した。
高校2年生の時の進路相談では、航空管制官になるための学校である航空保安大学校への進学を希望した。
そんなおり、留学斡旋エージェントがら1通のDMが届いた。
全米各地の大学100校ほどの入学レベルや特色が記載されており、何気なく見ていたその中の1つの大学の紹介文に目がとまった。
「君も大空を自由に飛んでみよう!』
通常の総合大学の学部としてパイロットになるための学部があり、アメリカでは視力の基準が日本よりも厳しくなく、車を乗るかのごとく誰もが気軽に飛行機の免許を取得して空を楽しんでいる。とのこと。
この大学に行って飛行機の免許を取りたい!
一瞬で自分のやりたいことの全てがここにあると感じた。
意を決して親に相談する。 けっこうな費用がかかるらしい、絶対反対されるにちがいない。 冗談ぽく、「ここ行きたいな〜飛行機にも乗れそうだし」と伝える。 親からは予想に反して二つ返事で「いいんじゃない?チャレンジしてみれば?」という言葉が。(あとでわかったことだが親は試験には受からないと思っていたそうだ)
高校3年生の春に留学エージェントを通して、数学、国語などの基本学力の試験を受け、基礎学力テストと推薦状(内申書)をパスし、あこがれのその大学への内定をもらう。
ただし翌年の9月の入学までに英語のTOEFLスコア550点以上獲得を条件に。
(その当時主流のPaper baseのTOEFL PBTのスコアです、いまはTOEFL PBTはなくなってしまったそうです)
それから英語の勉強漬けの毎日が始まった・・・
<英語特訓の日々>編に続く
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