頬を撫でたその指先
この日はとっても
幸せで
そして同時に
辛いことを受け止めなくては
いけない時間になった
いつものように
突然の泊まりの予定が入り
まどろみの朝を過ごし
鎌倉のカフェへ
この日は
彼が仕事がないという
幸運の1日となった
同じ空間で仕事も進める
あぁ
いつもこんな何気ない日々を
共に過ごせないのかな
今日もほんとに
いつもの彼だったし
誠実にニュートラルに
むきあってくれてる
ただね
最後の帰り道に
悲しくも辛い言葉を告げられた
奥さんが気づいたらしく
しばらくは家から
LINE はできないよ
と。
彼は多くを語らなかったけど
私にセーブしてほしいと
悲しい思いをさせるかもって
「そっか~」
私は
平気なふりして
目一杯明るく対応した
でも
カラダは嘘をつけない
運転してる視界が
涙でぼやけた
心配かけたくなかったし
彼には申し訳ない!なんて
おもってほしくないしね
なのに
なんだろう
運転するハンドルが
紛れるほど
悲しくなってしまった
なにより
悲しかったのは
頻度が下がることじゃなく
いつも堂々としてよう
といってるのは
彼のほうなのに
【奥さんが気付きそうたから】
という理由で
彼の行動がセーブされることだった
不倫の決まった行動が
お風呂にスマホを持ち込むこと
と、奥さんはいうらしい
けどそうかなー。
私は彼とやりとりしなくても
LINEじゃなくても
スマホ持ち入れるしね
指摘されて
やめるほうが
怪しくないかな…
なにより
え?なんで疑うの?
って
堂々としてたらいいのに…
…なんてことも
いえるわけない・涙
駅についた
交差点で
ここでおりたらいいよね!!
って言われたけど
彼がおりたら
もう彼の生活に
もどってしまうかもしれない
やっぱり
奥さんが大事だわ
ごめん
って
宣言されたようで
帰らないで…って
言いたかった
てあと少し、、、
あと少しだけ
せめて別れ際だけでも
丁寧な時間をとりたい
こんな小さなことすら
まだいえない私
とことん
カッコつけな私がいる
別れ際
「じゃあね。かえったら連絡するんだよ」
そう伝えたて
彼はそっと指先で
私の頬をでなでた
涙はでてなかったけど
まるで涙をふくかのように
つづく
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