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私たち子どもがいなくても幸せになれるかな。

ある夜、夫が涙を流しながら友達との飲み会から帰ってきました。
そんなこと初めてだったので心配して話を聞くと、
「友達の彼女が妊娠したって。しかも避妊に失敗してできちゃったんだって。」とのこと。
そうか...「めでたい話なのにそれは涙が出ちゃうね。飲み会で泣かなくて偉かったね。」と声をかけて私もぽろぽろ涙を流しました。

いつもリセットが来た時に励ましてくれる夫も、やっぱりすぐに妊娠できない悲しさを感じていたのかなと思うと、また涙が出てくる。
「私たちは時間がかかっても、きっと赤ちゃんできるよ、大丈夫だよ」と言いながら二人でハグして励まし合いました。


そんなことがあった週末、本当に子どもができるのか不安になり、
「私たち子どもがいなくても幸せになれるかな。」不意に出てきた言葉。
不妊治療をしている夫婦は一度は考えるんじゃないかと思います。このまま二人だけの生活が続いた場合のライフプラン。
そこで、私たちは二人だけの楽しいライフプランも考えました。
・犬と猫を飼って、子供につけようと思ってた名前を付けよう。
・世界中旅行しよう。特にケニアは行ってみたいなぁ。
・仕事だって収入を気にしすぎず、自分のやってみたいことに挑戦しよう。


それでもやっぱり子供は欲しいけど、でも二人で泣いた日から思うのは、一緒に苦労できる夫となら、どんな人生でもきっと大丈夫だということ。
これから自己注射や採卵など、いくつも乗り越えなきゃいけない壁がありますが、希望をもって前に進むぞ!

不妊に悩むすべてのご夫婦が幸せになりますように。

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