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旦那の運命を底上げした事例(太陽・冥王星)

前回の冥王星水瓶座時代は1777〜1798年です。
フランス革命はこの冥王星水瓶時代。
フランス革命が起きたのは1789年。
絶対王政への不満が爆発して、これまでの伝統的な権威・価値観などを合理的に見直す啓蒙思想が広がりました。


 フランス革命と言えばナポレオン・ボナパルトです。
 彼の太陽は獅子座の22.45度に位置しています。
 ヘリオセントリックから見た彼は水瓶座の22.45度になります。

 サビアンシンボル
 獅子座23度→『裸馬乗り』
 キーワードエネルギーが
大胆、無謀、動と静、情熱と現実、偉業、衝動を制御、勇敢

 水瓶座23度→『座ってすべての手足を振っている大きな熊』
 キーワードエネルギーが
適正、才能、素質、訓練、身体と精神の統一、指令、威厳、主従関係

 どちらも動物のシンボルが入っています。これは知性の完成は野生も含まれている事が良くあります。
 言語以外の情報を読み取る能力にも長けていたでしょう。

 皇帝ナポレオンのホロスコープの主な特徴として、
 10ハウス太陽ノーアスペストの獅子座。
 火星・木星・天王星・海王星・冥王星が絡んだカイト。
 月と土星のオポジション。

 そして彼の妻ジョゼフィーヌ
 彼の金星と彼女の冥王星がオポジションは強烈な愛憎劇が示唆される。
 彼の太陽に彼女の海王星が乗っている事から、彼女といると未来へのビジョンが鮮明に見えた事でしょう。
 そして、この時代は特に太陽と月を相手に貸し出していた(男性と女性の役割がはっきりしていた)時代なので、彼女の太陽・火星合その二つの天体と冥王星のオポジションをナポレオンが担う事になったのでしょう。
 彼の功績に似合うアスペクトです。
 冥王星が人智を超えた力を与えました。
 彼女は運が「強い」ので、(波乱運)しかも太陽と火星両方に冥王星のアスペクトを持っています。
 これは強烈なエネルギーをジョゼフィーヌが持っていた事を示唆するアスペクトであり、現に彼女は置かれた状況、状況に適応する為にその都度ものすごい葛藤の中変容しているのです。

 その男が彼女と別れたならば、マリオのスター状態が終わりを告げ、梯子が外されるので元の自分の人生に戻ります。


 離婚して以来のナポレオンの振るわなさっぷりに、部下達は「なんで皇帝はばあさん(※ジョセフィーヌは人柄の親しみ易さと母のイメージでそう呼ばれ慕われた)を捨てたんだ。ばあさをんは俺達を幸せにしてくれたのに」と嘆いた。

 冥王星のいい面が出た際は、幸運の女神と呼ばれるでしょう。
 そして悪い面が出た場合は、全てを奪うでしょう。

 しかし、ジョゼフィーヌは太陽冥王星の180度を持っているので、底からの復活劇も可能だったはずです。
 ナポレオンが離婚していなければまた違った歴史になっていたでしょうね。

 そして太陽冥王星を持っている女性は鼻が効きます。
 満足できる男では無いと判断すると、外に気持ちが向きます。
 自分が支えるに値する相手だと思った瞬間に凄いパワーで押し上げる事ができるのです。

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