日本酒の宝庫新潟
新潟といえば酒どころとして有名。
美味しい日本酒造りの条件である「気候、米、水」が三拍子揃っていて、品質の高さで知られています。
県内各地に90近い酒蔵があり、「久保田」「八海山」「越乃寒梅」といった有名な銘柄も多数あります。
新潟の日本酒は「新潟淡麗」という淡麗辛口でキレのある味わいが伝統的な特徴ですが、最近では甘口・辛口問わず個性的な日本酒が数多く登場しています。
今回は、そんな多彩な新潟の地酒のなかから選りすぐりの日本酒を18種類ご紹介します。
新潟の日本酒の特徴や選び方についてもご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
新潟の日本酒の特徴
全国でもトップクラスの日本酒生産量を誇る新潟県。
新潟の日本酒は、酒造りに適した自然条件で仕込まれた、キメ細かく雑味の少ないきれいな味わいの「新潟淡麗」が特徴です。
新潟の冬の厳しい寒さに、ミネラルの少ない軟水の湧き水、酒造りに適した新潟県産の酒米、さらに越後杜氏の伝統の技によって美味しい日本酒が造られています。
90近い酒蔵が長年切磋琢磨しながら独自の日本酒を生み出してきたことで、すっきりとした食事に合わせやすいものから濃厚でゆっくりと楽しめるものまで、幅広い日本酒を味わうことができるのも新潟のお酒の魅力です。
新潟の日本酒の選び方
全国有数の酒どころだけあって、とにかく種類が豊富な新潟の日本酒。
これから新潟の日本酒を選ぶ際に、チェックしておきたい選び方のポイントについてご紹介します。
上越地区:まろやかな甘口タイプ
上越市、妙高市、糸魚川市の3市からなる上越地区は、日本屈指の豪雪地帯としても有名。
その厳しい冬の寒さと良質な湧水のおかげで日本酒造りに適した環境の地域です。
上越地区の日本酒は、すっきりとしたキレはありつつもまろやかな甘口も楽しめるのが特徴です。
■上越地区の有名な酒蔵と代表銘柄
丸山酒造場「雪中梅」
妙高酒造「妙高山」
竹田酒造店「かたふね」
加賀の井酒造「加賀の井」
■中越地区:淡麗辛口と旨口が多い
県内最多の酒蔵が密集する長岡市や、お米の産地として有名な魚沼地域を擁する中越地区は、全国的にも有名な酒蔵や銘柄が多いエリアです。
優秀な杜氏を多く輩出していることから「日本三代杜氏の里」とも言われています。
中越地方の日本酒は、淡麗辛口と旨口が多いのが特徴です。新潟を代表する定番の地酒から玄人好みの銘酒まで、品質の高い日本酒が幅広く楽しめます。
■中越地区の有名な酒蔵と代表銘柄
朝日酒造「久保田」
八海醸造「八海山」
青木酒造「鶴齢」
諸橋酒造「越乃景虎」
吉乃川「吉乃川」
髙千代酒造「髙千代」
下越地区:すっきりした淡麗辛口タイプ
県庁所在地である新潟市を含む下越地区は、平地が多く米作りも盛んな地域です。
下越地区の日本酒は、新潟のお酒の定番であるすっきりした淡麗辛口が多いのが特徴。料理に合わせる日本酒としてもぴったりです。
■下越地区の有名な酒蔵と代表銘柄
石本酒造「越乃寒梅」
宮尾酒造「〆張鶴」
麒麟山酒造「麒麟山」
峰乃白梅酒造「峰乃白梅」
佐渡地区:個性あふれる旨口タイプ
海、山、川、湖と、自然豊かな佐渡島。米作りも盛んで、個性あふれる日本酒が多いのが特徴です。
島内にある5つの酒蔵では、淡麗辛口から濃醇な旨口のお酒、炭酸のにごり酒まで、それぞれが個性的な日本酒を造っています。
■佐渡地区の有名な酒蔵と代表銘柄
北雪酒造「大吟醸YK35」
逸見酒造「真稜」
加藤酒造店「金鶴」
有名な銘柄で選ぶ
「やっぱり定番の銘柄はおさえておきたい!」「試飲せずインターネットで買うので有名な日本酒が安心」という方は、有名な日本酒銘柄を選ぶのもおすすめです。
新潟三大有名酒といえば、八海山・久保田・越乃寒梅
数ある新潟の日本酒の中でも、三大有名酒とも呼ばれ人気の銘柄といえば八海山(はっかいさん)・久保田(くぼた)・越乃寒梅(こしのかんばい)の3種類。
いずれも新潟らしい淡麗辛口を味わえる日本酒で、自宅で毎日すっきりと飲める食中酒としてだけでなく、贈り物の定番としても人気です。
「越の三梅」と呼ばれる名酒が、越乃寒梅・雪中梅・峰乃白梅
「越の三梅」と呼ばれ新潟地酒ブームの火付け役となったのが、越乃寒梅(こしのかんばい)・雪中梅(せっちゅうばい)・峰乃白梅(みねのはくばい)の3種類です。
越乃寒梅はキレのある淡麗辛口、雪中梅はまろやかな淡麗旨口、峰乃白梅は伝統的な淡麗辛口を味わえるのが特徴です。
日本酒の魅力が分かった所でおススメの日本酒のご紹介になります。
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