緊急入院から2週間
母の緊急入院から2週間あまり。
ICUには8日間お世話になり、現在無事に一般病棟に移りました。
母の容態は日増しに良くなると言った感じでもなく、肝臓の数値も下げ止まり感があったり、他の部分の数値が悪くなっていたりと、一命を取り留めたものの、腫瘍は無くなっていないので容態は特段良くなる感じでもありません。ビルビリンが下がらないのです。
先生方は、一命を取り留めんだから御の字だ、的な感じではあり(被害妄想かも)、腫瘍はもう諦めろと言う声がきこえてきそうな感じ(これも被害妄想かも)。
父はどんどん小さくなっている気がする。
眠れていなかったらしいが、やっと心療内科に受診し薬をもらったとのこと。私は意外と眠れてる。もう腹をくくった感はあります。
どうやら退院できたとしても年内、年末を目指すとのこと。一緒に年越しできたらいいのですが、、、。
ある日、ぼんやりしながら病院を歩いていたら、
最初にこの病院に来た時、サードオピニオンで対応してくれた一番偉い?先生を発見。
父が、あ、先生!と呼び止めて、ご挨拶。
先生は我々についてはうろ覚えでしたが、母の容態は、ICUで大変だったね、と把握されていました。私は母が目の前にいないことをいいことに(いつも主治医は母も含めて現状を話すので)、今の不安な気持ち(腫瘍はどうなるのか)をぶつけたら、とっても困った顔させてしまいました。
いいこと言えないーーと、まさに逃げるようにさっていかれました。
なんかとっても悲しい気持ちになった私。しょうがないか。嘘つくわけにもいかないしね。そもそも忙しいのに呼び止めてすみません、、、。
母は、自分の容態をわかっているのかいないのか、、、。「この病室で母さんが一番重病みたいよ」(そうだろうよ!)「母さんも元気になったらお父さんと一緒に心療内科に行こう~」(行ってほしいよ、ぜひとも)とか、割と能天気ではあります。ただ、黄疸がICUに入る前から一歩進んだ感じ。白目が黄色いのよね。
でも、まだ毎日差し入れにアイスやら果物やらを要望してくるし、まだ大丈夫だよね。そうだよね、お母さん。
私は1日たりとも無駄にできない、と毎日病院通いの日々です。