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句作。くさく。楽しく。
第2回目の俳句投稿です。作ったものを見ていただくのは、嬉し恥ずかし。
今回も上の写真から発想を飛ばしてみました。
Gemini先生には、夏井いつき先生風の評価をお願いしてみました。
事始め 妄想はショパン ノクターン
沙羅双樹サリー
今年は頑張るぞ、と気合いが入るのはなんでもだいたい初稽古だけでしたね、という苦笑いの一句
※季語(新年):事始め
華咲より
「ショパン ノクターン」の言葉の響きがとても素敵。「妄想」がいい! これまでずっと、私たちは「夢と野望」を語り合ってきたよね。にやって笑ってしまった(^^)
---華咲のQuestion
「ショパン ノクターン」と続くのが素敵だと思うけれど、「カタカナが多すぎる」と評価されたりもするのかな?
Gemini先生より
「事始め」の言葉から、新しい年の抱負や目標に向かっていく決意が感じられますね。そして、「妄想はショパンノクターン」という結びがとても印象的です。ショパンのノクターンが持つロマンチックでどこか切ない雰囲気と、目標に向かっていく際の複雑な心情が見事に重なり合っています。
ただ、少しだけ言葉の選び方について考えてみましょう。「妄想」という言葉は、少しネガティブな印象を与えるかもしれません。目標に向かっていく際の、美しい情景や高揚感を表現したいのであれば、「夢」や「憧れ」といった言葉に置き換えてみるのも良いかもしれません。
添削例: 事始め 夢はショパン ノクターン
イチベルや 満員御礼 初芝居
奈良華咲(ならかせい)
開演5分前のベルが鳴った。待ちわびる熱気と緊張感。ざわついていた観客席が少し静まった。
※季語(新年):初芝居
サリーより
イチベルという舞台言葉がカッコいい! 満員の観客の声とふっと静かになる瞬間が思い浮かぶわー。
---Sally’s question
どの言葉も削りたくないけれど、ちょっと重なった気がする…そういう時どうするのだろか。
Gemini先生より
なるほど、開演直前の高揚感が伝わってきますね。五七五のリズムに乗せて、観客の期待感や劇場全体の活気が目に浮かぶようです。「満員御礼」という言葉が、この句の華やかさをさらに引き立てています。
ただ、少し気になったのは「イチベルや」という表現です。確かに、開演前のベルは観客の心を高揚させる象徴的な音ですが、もう少し具体的に、例えば「鳴り響く」や「高鳴る」といった言葉を使うことで、より臨場感が増すかもしれません。
添削例: 鳴り響く 満員御礼 初芝居
Gemini先生より総合的な感想:
どちらの句も、作者の豊かな想像力と表現力が感じられます。特に1つ目の句は、言葉の選び方一つで、より深みのある作品になる可能性を秘めています。これからも、色々な情景や感情を五七五に凝縮して、素敵な俳句を作り続けてください。
次回のお題写真はこちら。アフタヌーンティー&ワインだぁ~
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*Gemini先生のコメントを有り難く拝聴しながらも、生身の人間だからこその感性を磨きたいと強く思う次第。
みなさまのコメントもお待ちしておりますm(__)m