久しぶりにハマった作家
成田名璃子にハマっている。
そう、この感情は何かと聞かれたら、
『ハマってる』だ。
久しぶりのこの感情。
一言で言うなら、
嬉しい。
出会いは
【東京すみっこごはん】
食い意地の張った私にはぴったりのタイトルだ。
外れてもいい、そんな軽い気持ちで手に取った。
なんせ、最近は小説が読んでいられないのだ。
ついつい【時間術】だったり、【モチベーション】の本ばかりを読んでしまい、
モヤモヤしてるような主人公の気持ちには寄り添ってられず、
閉じてしまうこともしばしば。
それが理由で、マンガやドラマを観る余裕もない。
なのに、毎回涙を抑えるハンカチ必須で読み浸ってしまった。
詳し過ぎない料理と、突っ込みたくなる人間関係のバランスがちょうど良かったのだと思う。
登場人物の幅広さも、次々に起こる出来事も、
一貫としててむしろ清々しい。
でも、オーガニックや有機野菜嫌いなんだろうか?この人は。
料理を大事にしているのに、病気になってしまうのは、偶然だと思っているのだろうか。。
それが今の世間の考え方なんだろうか、
と、
元々病気持ちだったわたしには釈然としない部分もあるけれど、
そう思いながらも続いて読んだ【今日は心のおそうじ日和】も、人に毒がなくて良かった。
さぁ、次は何を読もう。