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支えてくれた人

その人は自立した人でした。
経済的にも精神的にも。
私にはそう見えましたし、会わなくなるまでそうでした。いまでもそうだと思います。

同じ時間をたくさん過ごしました。
たわいのない毎日をなんにもやることなくただそばにいてくれるだけでよかったです。
そうした時間をもっともっととれたらよかったと思います。

どこかの集まりに参加するタイプではなく、一人の時間をゆっくり過ごしていました。そこに私もいさせてもらえたことが振り返っても幸せだったなと思えます。

食事もお互い作ってみて、私は雑な作り方なのに美味しそうに食べてもらえました。
お互い痩せる気配がまったくなかった。

お互いの仕事が終わって、たいていは私が先に帰って、今夜は◯◯を作ってみようと考えてる
とかメッセージ送るのが楽しみだった。

お互いの職場から家までだいたい30分。
今仕事終わったよー
ってメッセージ受けてから、ドア近くで犬、猫が待ち、私はご飯をセットして。

たわいない日常。穏やかな日常でした。

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