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【カフェ日記】店主が叩けば、客も踊る

この記事は、自己満足のカフェ日記。

カフェで感じたことを、そのまま綴ります。


渋谷区の路地裏。ひっそり佇むカフェ。

はいると優しそうな店主さんが話しかけてくれる。

昔ながらの机と椅子。長椅子には座布団。

おばあちゃん家に来たような安心感。

コーヒーとカレーパンはとてもおだやかな味がして、ほっとする。


店内にはジャズが流れていて、本棚にも関連雑誌がびっしり。

穏やかそうな店主さんと、強いギャップを感じる。

ぼーっとしていると、遠くからトコトコと小気味よい音が聞こえてくる。

店主さんがBGMのジャズに合わせ、エアードラムをしていた。

バスドラムは地団駄、スネアはテーブル、ハイハットはコーヒーポット。

心地のよいリズム。おもわず自分もノッてしまう。


この場にある安心感は、こういう"隙"かもしれない。

コーヒーチェーンで、店長がエアドラムしていたらクビになる。

物事が細分化し、その責任を求めれる社会だから尚更。

「ぼくも好きにするから、あなたもどうぞ。」

そんな居心地のよさを、このカフェで感じた。


楽しんでいる人を見ると、自分まで楽しくなる。

人を楽しませるため、まずは自分が楽しんでいきた。

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