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顔を合わせてこそ見えるもの~働き方改革のバランス~
最近、働き方改革の影響で、病院でも業務効率化や残業削減が進んでいます。仕事の進め方がどんどん効率的になり、コミュニケーションの方法も変わってきました。メールやLINEなどのツールを駆使して、必要な情報をスムーズに共有することが日常的になり、顔を合わせて話す機会が減少しています。最近そのことについて改めて考えさせられる出来事がありました。
私たちのチームも、人数が増えてきたこともあり、1日に顔を合わせないメンバーが出てきてしまうことがあります。同じ場所で仕事をする時間が減ったことで、お互いの気持ちや考えが分かりづらくなってきました。どうしても仕事を効率的に進めるために、個別に連絡を取ることが多くなりがちです。結果として、顔を合わせて話す機会が減り、チームとしての一体感が薄れていることに気づくようになりました。
最近久しぶりに全員が集まって話す機会がありました。そのとき、改めて実感したのは、顔を合わせて話すことでしか得られない情報や感情があるということでした。メールやLINEでは伝わりきらない「空気感」や「気持ちのニュアンス」を感じ取ることができ、皆が今何を考えているのか、何に困っているのか、そしてどんな気持ちで働いているのかがわかりました。
やはり、コミュニケーションはツールだけでは補えない部分があることを実感しました。効率的に仕事を進めるためにツールを使うことは重要ですが、それだけでは職場の雰囲気や人間関係の醸成には限界があります。仕事を進める上で大切なのは、単に効率を追求することだけではなく、お互いの気持ちを理解し合い、支え合うことだと改めて感じました。
これからは、忙しい中でも意識的に「顔を合わせる時間」を作り、お互いの考えや気持ちを共有する場を増やしていきたいと思います。働き方改革が進む中でも、大切なものを忘れずにバランスを取っていくことが、職場の成長にもつながると信じています。