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デジタル版授業書《空気と水》を出会いに

 新年度になってはじめて仮説実験授業は,《空気と水》がおすすめ。
 この授業書は, 目に見えない空気というものを実体的に扱う 〈空気と水の実験〉 を通して, 子どたちの探求心を豊かにしていく, というものです。

 なんてむずかしいことをちょっと書きましたが,子どもたちが考えたくなる問題がつぎつぎと出てきます。一見当たり前じゃないかと思うのだけれど,いざ聞かれると迷ってしまう。
 水面にさかさに置いたコップにストローをさして,ストローを吸ったら,コップの中の水面は?上がってくる?変わらない?
 小学生でも中学生でも,ケンケンガクガクの討論になります。
 特に,はりきるのは,どちらかというと前の担任の先生には注意されてばかりの人たち。はずれても失うものはない人は思い切りがいいのです。
 でも,優等生だって負けていられない。
 元気な人も,優等生も活躍するクラスは,活気のあるクラスになります。

 授業書は,考えたくなる問題がつぎつぎとあって,そして,ときどきお話も。
 実験準備は,コップと水槽やストローなど身近にあるものばかり。これで,子どもたちが活躍し,教師も「この子たちなかなかやるなあ」と思える授業ができます。


 そして,「スポイトきょうそう」なんて,科学を体感する集団ゲームもありますよ。

スポイトきょうそう

 
 デジタル版授業書は,ロイロノートやミライシードなどの授業支援ソフトがあれば,すぐにはじめられます。
 結果が半分ネタバレみたいな教科書の授業とちがって,結果を予想するのがたのしくなります。本格的な科学を学ぶ楽しさをクラスみんなで味わうことができます。

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