スリランカのお風呂
ホテルと住まいはもちろん違う
スリランカのお風呂事情ですが、旅行でそこそこのホテルに滞在していれば、まあまあきれいで熱いお湯が勢いよくでるシャワーを体験されていると思います。
それでもかなりいいホテルじゃないとバスタブまでは付いてないかと。
暑い国なので、基本シャワーのみというのがデフォルトみたいですね。
周りのスリランカ人に聞いても、お湯が出るシャワーが家にある人にはまだ出会っていません。
あ、近所の人たちは裕福な生活をしているのでお湯が出るかも。
ここは内陸で山の中なので、常夏やサーフィンといったイメージのスリランカからはちょっと違ってた。
どっちかというと高原。意外と寒いの～～💦
来た時は、水シャワーしかなかった。
やってみたけど、冷たくてちょっと無理だったので、ティファール的なポットでお湯を数回沸かして、洗濯用のたらいに入れてちょうどいい温度のお湯を作ってた。
やっぱり熱いお湯をかけると幸福感が違う。それだけでほっとするのは、やっぱり日本人だからかな。
シャワー室は、たいていトイレと同じ空間で、仕切りがなくて端にトイレ、
横にシャワーが付いている感じ。使い終わったらゴムの掃除器具で水をかき集めたりして。
我が家は、一応シャワールームは仕切られているオシャレ仕様だけど、仕切りの扉はそーっと開閉しないとすぐに外れてしまう。それに床部分はプラスティックですでに亀裂が見られ、大丈夫なのか・・・と心配は絶えない。
いつもそっと立って使ってる。
先日のゲジゲジ事件以来、その前に水を流して虫が排水溝から出てこないか確認してからね。
来た時は水シャワーのみだった。
先月のスリランカの大雨のニュースは日本でも放映されていたけど、あの数日間はずっと激しい雨が続いて、特に夜から明け方にかけては日本の冬並みに寒かった。
例の通気口が大きく口をあけたままの家で、外と同じような室内は、体力的にも精神的にも応えたなあ。
雨でけぶっている山の風景はすごくきれいだったけど、窓を開けているのと同じ音量の雨音が常に聞こえているのはちょっときつかった。
オーナーの話によると、10度まで気温が下がったとか。
社長が１年中半袖で大丈夫！と言うので、長袖はパーカーとトレーナー１枚ずつ、カーディガン１枚程度しか持ってきていなかったし。失敗した。
こちらは掛け布団をかける習慣がないそうで、ブランケット代わりの綿の布が１枚あるだけ。
寝るときは全部着てバスタオルもかけて凍えて眠った。
念のためヒートテックを持ってきていた自分を褒めたい。
会社の人に寒くて無理！ブランケットを買いたい！と訴えて、バスで町に連れて行ってもらった。
それがこれ。
日本の毛布のようなモコモコであったかいものはなかった。これが一番温かそうだったんだけど、ペラペラです。
上下を雑に縫っただけのロークオリティ・・・
こんなものにお金使うのか・・・と思ったけど、買うしかないので買った。
掛けるだけだとやっぱり軽すぎて寒いけど、みの虫みたいにくるまって寝たらまあまあ温かかった。
スリランカの電気湯沸かし器の威力は
こっちに来て寒い寒いと訴え続けた数週間後、社長がやっと湯沸かし器を送ってくれた。
事務のお姉さん方も早く送るようにプッシュしてくれてたらしい。
結論から言うと、ホットシャワーではなく、ウォームシャワーです。
シャワー全開にすると水になる。
まあ排水もイマイチで流れるのに時間がかかるので、ゆるやかな水圧で使っている。
設置に立ち会ってくれたオーナーも「勢いよく水を出すとパワーが追い付かないからね」と言っていましたがその通りだった。
それに何故かカランに切り替えると水しか出ない。どういう設定？
まあ、冷たい水シャワーよりはずっといいので、これでやっていくしかない。
食べ物は平気だけど、日本のお風呂が一番恋しい。
日本のバスタブに使って1日の疲れを癒したい。
んで、はあ極楽だわ・・・って言いたい。