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バルコニーが付くらしい。

家が山の中というのはなかなか面白い作りになる。
どの家も斜面で、それぞれ工夫や面白いデザインになってる。
外からも行けるので1階と2階への入り口がそれぞれあったり。
向かいの家なんて、うちから見えるだけで5つの入り口がある。

我が家の場合は、道に面した入り口は1階のように見えるけど、裏から見ると、実は2階建ての2階だったりする。
じゃあ1階は何かというと、ガーデニングが趣味のお隣のオーナーの庭いじり道具の物置になっている。
ガーデニングも、小さな植物園と言っていいほどの規模で、お隣というよりは、「オーナーの家の敷地内の角に離れとして建っている」というのが正しい。
住まいの裏側の窓からは、オーナーの庭が見下ろせる。
朝、オーナーが水撒きしているのを眺めたり。

この裏側の窓の横には、開かずの扉が付いている。
バルコニーがあればこの扉から外へ出るための扉。
この家に来た時に「来月にはバルコニーを作るから」と言っていたけど、全然期待していなかった。だってこっちの人のことだから、1年後とかになるんじゃなーい?とか思ってた。

それが、クリスマス前になって突然動きはじめた。
ある日突然家の前にトラックが停まって、砂利を置いてった。
そしてお隣でカンコンカンコンと工事が始まった。

水路まで砂利で埋まっちゃってるけど、気にしない♪

「クリスマスの後に、バルコニーつけるよ!」だって。
そしてバルコニーの足場、というか、オーナーから見たら離れの1階のひさし的な部分が取り付けられ始めた。

幅狭くないか?木材は寄せ集め???

キッチンでお茶を飲んでいたら2階であるはずの窓から人がうろうろしているのが見えてびっくりした。
見てみたらあっという間にこんなのができていた。

それにしても、心もとない作り。
突き出してる木材、形バラバラじゃない?
それに細いし薄いし、あまり丈夫な木には見えないけど、大丈夫なの・・・
オーナーは「バルコニーが出来たら洗濯機外に置けるように電気も工事するからね!」って言ってたけど、重量制限ありそう。

工事の人は、日差しガンガンなのに、上半身裸で釘打ってる。
日本じゃ考えられないね。お肌痛くならないのかしら。

うーん。やっぱり幅せまっ!

そして外出から帰宅したら、コンクリ打ってあった。

やっぱり、幅が狭いよね!!!!????
洗濯機置いたら、通れなくない????
「バルコニーが出来たら、昼間はここに椅子おいてのんびり景色を眺められるよ」って言ってたけど、乾燥ラックも幅ギリな気がする。
そして洗濯機とラックでこのスペースいっぱいになっちゃうよ。

おまけに流したコンクリが家の中にも少し流れて来ているんですが。
この雑な感じがスリランカ・・・。

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