敦煌 (映画)より
あらすじ
北宋のころ、主人公・趙行徳は科挙の最終試験殿試を受けるため首都開封府にやってきた。行徳に出された問題は「西夏対策を述べよ」であったが、西夏が単なる辺境だと思っていた行徳はまともに答えることが出来ず、受験に失敗する。
次回の科挙は3年後……。失望感のあまり自暴自棄になっていた行徳は、西夏出身の女と知り合ったことから西夏に興味を持ち、西へと旅する。しかし、途中で西夏の傭兵の漢人部隊に捕獲されてその兵に編入されてしまう。しかし、漢人部隊々長の朱王礼は行徳に目を掛け、彼を漢人部隊の書記に抜擢する。辺境だとばかり思っていた西夏は、シルクロードの拠点として仏教文化の華開く砂漠のオアシスだった。西夏軍がウイグルを攻略した際、行徳はウイグルの王女・ツルピアを助けて匿い、やがて彼女と愛し合うようになる。やがてその才能を認められた行徳は、西夏の首都への留学を命じられ、ツルピアの庇護を朱王礼に託して旅立つ。
しかし留学期間が延び、ようやく西夏に戻ったときには、ツルピアは西夏の皇太子・李元昊のウイグル支配の手段として、強制的に彼の妻となることになっていた。婚礼の席上、ツルピアは李元昊を殺害しようとするが失敗、そのまま城壁から身投げしてしまう。李元昊に対して反感をつのらせた朱王礼は、李元昊が敦煌を制圧してそこに入城する機をとらえて反乱をおこすが、すんでのところで李元昊を逃してしまい、壮絶な戦闘の後に戦死する。戦乱の中で大混乱に陥る敦煌。行徳は敦煌の文化遺産を戦乱から守ることを決意し、貴重な書籍や経典を敦煌郊外の石窟寺院に運び出しに成功し、後世に敦煌文献として遺された。
出演[編集]
朱王礼:西田敏行
趙行徳:佐藤浩市
呂志敏:柄本明
曹延恵:田村高廣
段茂貞:新藤栄作
ツルピア王女:中川安奈
西夏の女:三田佳子
漢人の無頼漢:綿引勝彦
尉遅光:原田大二郎
没蔵嗣文:蜷川幸雄
孫史衝:辻萬長
呉憲:伊藤敏八
劉智順:頭師孝雄
陳玄達:頭師佳孝
絵師:加藤和夫
スタッフ[編集]
監督:佐藤純彌
脚本:吉田剛
ナレーター:大滝秀治
音楽:佐藤勝、佐藤純彌
製作:武田敦、入江雄三
製作総指揮:徳間康快
撮影:椎塚彰
照明:梅谷茂
美術:徳田博、冠鴻烈
編集:鈴木晄
録音:橋本泰夫
整音:橋本文雄
音響効果:斎藤昌利
衣裳デザイン:柳生悦子、田代洋子
プロローグ・タイトルクレジット:ソウル&イレーヌ・バス
題字:飯島春敬
視覚効果:中野稔
技斗:久世浩
セカンドユニット監督:松永好訓
現像:IMAGICA
プロデュース:結城良照、馬万良、佐藤正大
統括:木暮剛平
製作顧問:春名和雄
製作者:武田敦、入江雄三
合作公司代表:時継純
八一廠代表:徐潮
特別製作:丸紅
特別協賛:松下電器産業
提携:日本テレビ放送網
協力:中国電影合作制片公司、中国人民解放軍八一電影制片廠
特別協力:中国電影輸出輸入公司
さてこの映画を劇場で見たのだが、大スクリーンで見る画面の迫力に圧倒された、映画の大作は大スクリーンでよい音楽とともにある、この作品のヒロインは、中川 安奈さん、皆さんはこの人の親戚にある有名な人の名前が出てくる事をご存じだろうか、母方の祖父は俳優・演出家の千田是也で、父方の祖母(一政の妻)暢子は千田の姉である。千田の最初の妻だった母方の祖母イルマはドイツ人だったため、安奈はドイツ系クォーターである。
夫は演出家の栗山民也。
従姉に元女優の中川七瀬がいる そして千田 是也さんの息子さんのうち、長兄:伊藤道郎(舞踏家、子に歌手・俳優のジェリー伊藤)このジェリー伊藤さんと千田 是也さんは東宝特撮の作品にかなり出ていたので、機会があればモスラなどの作品見て見ることを推奨します