コーチングを学ぶまで
きっかけは、私自身が変わりたかったから。
仕事・友人関係・趣味など自分の生活を満喫していた20代から、いわゆるライフステージの変化を経て、家族・仕事に全身全霊で向き合う30代のいま。
ずっと一緒にいたいと思う人に巡り合って一緒にいられること、今まで感じたことのない温かい愛を教えてくれる子供たちに恵まれたこと、制約ある中でも仕事を通じた成長を支援してくれる上司に出会えたこと、、、数え始めればキリがないほど幸せを感じられるの状況にいるはず。
それなのに、仕事・家庭と酸欠になりながら疾走する日々のなかで漠然と小さな違和感・苦しさが絶えずありました。いま目の前のことに集中できなかったり、公私共にやり残したタスクに不安を抱え続けたり、仕事人としても母としても、いつも自分に足りないものを見ては更に自信を失っていました。
プライベートでの辛い経験が追い打ちとなって体調も絶不調だった今年の春、「このままでは嫌だ、変わりたい!」と気持ちを奮い立たせて連絡を取ったのが、NYでライフキャリアコーチをされるSayakaさん。
以前からInstagramの投稿を拝見して”本質・自由”を大切にされる価値観や物事の捉え方に深く共感していたので、「自分の信念や情熱を再確認して自分自身と人生をもっと大切にして純粋に楽しみたい」とコーチングをお願いしたいと申し込みました。
タイミングよくグループコーチング第二期の開催直前だった為、参加を即決。そしてコーチングの力を身をもって知り、ゆくゆくは学びたいと思うに至りました(この経緯については別途纏めます)。
私に必要だったもの
私には、家庭や仕事を抜きにして「自分自身」を内省すること、そして「自分自身」がどうしたいかを知ることが必要だったと今は思います。
それまでは、誰に強制された訳でもなく、自分で自分を小さくし、仕事や家庭での自分の役割を「べき論」で考えて最優先しているイメージでした(それなのに/それだからどちらでもパフォーマンスは芳しくなく、また落ち込む・・)。今の自分は自分らしくない、ということは明確に分かるけれど、自分が本当に求めているものが何か、を考える余裕も熱量も無かった・・・というのが正直なところです。※「誕生日に何が欲しい?」と夫に聞かれて、「透明人間になりたい(≒誰からも介入されない自分の為だけのスペースが欲しい)」と答えた私は、その当時自分に必要なものを直感的に分かっ
ていたのかもと思います(笑)。
そして、自分自身の内省だけであれば、コーチングというアプローチではなくとも実現は出来ますが、もう一つ厄介だったのは、現状に違和感・苦しさを感じながらも長らく動けずにいた自分自身のマインドセットでした。
いくら一生懸命自分の思考や感情を探索しても、それらを生み出す自分のマインドセットに偏りがあると、ネガティブなループをなぞる、もしくは表層だけで終わってしまうこともあります。
上記はどれも頭では分かっていることだったけど、グループコーチングを通じて自分の心に対して真摯に・純粋に・真っ直ぐに向き合ってみると全く想像していなかった変化が起きました。
はじめの一歩
改めて振り返ると、あの時にSayakaさんにコンタクトしたのは人生Top3に入る良い決断でした。
もちろん全てが急に好転する訳ではなく、むしろ今も葛藤や混乱を抱えつつ試行錯誤真っ最中ですが、、コーチングの価値を心から信じているのはそういう自分だからこそ、だとも思います。
なので、ここではジャーナリング感覚でコーチングの学びの過程や、自分自身の気付きについて飾らずに記していきます。
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