隣、能登と呂

note用短縮版
はあ……
また来たよ……

はい、どうもです。
もう、いい加減ウンザリしてんの、こっちわ。
そんなお話ね、今回。

むかーしの話。私が初めて一人暮らし始めた頃だから、終戦直後とかその位の話ね。
あのね、昨日今日の話じゃねえよてことを言いたいのね、コレ。
俺も散々自分のことジジイだオッサンだ言ってるけど、流石ソコまで古びてねえからさ。そうなっちゃうと最早、爺さんか位牌か墓石か分かんなくなっちゃうから、違うんでね。よろしく。
なんにしろ、その時住んだアパートの話。

1階に住んでたなあ、2階建て6世帯の、真ん中の部屋。

右はジジイ。当時70位の方だった。頭禿げてなくて、フサフサ。アレ何て言うの? 何たらグレー、分かんねえけど白髪ね、白髪頭の爺さん。変な人じゃなかったよ。まあ良く知らねえけど。まあ、良い人でしょ、多分。

左は中国からの留学女子。両親医者の富裕層。いっつもニコニコしてた。明るい娘。日本語習い始めて未だ半年だけど、もうペラペラだった。
因みに、期待するような展開無いから。隣人付き合い止まり、残念した。歳近かったんでよく話したりお互い部屋行き来したり色んな相談しあったりはした。それ丈の仲。だから邪推無用。

もうお判りでしょうけど、爺さんが「能登」さん、留学生が「呂」さんね。

世間の大型連休の度に、或いはその前後とか、絶対やるじゃん?
やるんだよ、日テレの糞野郎が。そこに、狙い定めて入れて来るんだよ、この腐れテレビ局が。
もう、こう言えば分かんだろ? 表題。てか、アレしかねえだろ? そういうことよ。

今日もやるの、それを、日テレが、また、余計な。
そうすると、このことが私の頭に思い出される訳。イチイチいちいち思い出される訳だよ。糞かよて言うね。
何しろ私がこのアパートに居たのって20か月無い位なんだよ。更新待たずに途中で解約して引っ越してる。そのあと連絡取り合ってた訳でもないし、何にもねえんだわ、特筆するような事、ひとつも無いの。思い出が走馬燈の様になんか、映し出されねえの。
noteに出すのに無理くり捻り出して上のエピソード、そんくらい、普通に只の隣人なんだわ。
それをイチイチ穿(ほじく)り出されるの、日テレに、ジブリに、宮崎に! もお、ふざけんなと。

元気にしてるかなあ? て言っても、「能登」さん当時70で今流石に鬼籍だろう? 例えご存命として奇跡というほどのお年でもないけど、だとして何? て自問自答する羽目よ。
「呂」さん、何してっかなあてのはあるだろうけど、「そういえば」だよ、その程度、悪いけど。向こうからしたってそうだぜ、絶対。
兎に角、特に何の感慨も無いのよ、我々お互い。
それなのに毎年毎年だ!

そういや昔居たなあ、隣に能登と呂が……

これを強制リピート、もう条件反射。こちとらパブロフの犬じゃねえつーの。

だから、もう勘弁して、日テレ、ジブリ、宮崎の爺様。
まあ、悪いのは日テレだ、全く糞しょうもねえよコイツわ。

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