SixTONESはカップリングが醍醐味なまである。~SixTONES_声②~-みとおとら。#5-

こんにちは。みとおとら。です。
大変伸びてしまいました。先々週に引き続き、SixTONESのアルバム「声」を書いていきたいと思います!
今回はカップリング曲の感想を。
前回の記事はこちら。

では早速!

初回盤A

Need you

こちらから手放したのにあなたが必要だから、と歌っている曲。
歌詞は切ないし、6人の声もどこか切望しているような声なのに、音楽そのものはどちらかというとEDMに近いような、声・歌詞と、音楽のチグハグさがクセになる1曲。サビ前の符点八分音符+16分音符の刻みが気持ちいい。

STAMP IT

全形態収録のRiskyは男性が女性に溺れていくのを描いていたけれど、こちらは男性が女性を溺れさせていくという、1つのアルバムにこの2曲が入ってるのヤバいな、ほんまにジャニーズなんか!?
この曲はほぼ完全にソロヴォーカルで繋いで行っているので、6人それぞれの色気が聞ける。…色気が聞けるとは???
音楽は煙が立ち込めているような、重低音かつ、部屋が赤く光っているようなイメージ。

初回盤B

MVがせっかくあるので、MVからの感想、考察多めです。

OPA!(Shintaro Morimoto × Juri Tanaka)

セルフライナーノーツの田中のコメントが気になっていたのだが。歌詞をみるとなるほど。という感じ。

田中樹にとっての「ど真ん中ストレート」とは…

曲の雰囲気もど真ん中ストレートなのは間違いない。
しかし、歌詞をみるともっとわかる、しんじゅりのストレート。
女の子を知らない世界へ誘惑させる、色気が、その中に浮いたようなネオン街の建物の中のような世界が、しんじゅりのストレートなのか。普通だったら嫌だけど、しんじゅりならわたしもついていく。溺れさせてくれよう。
そして、ほかの男には扱えなくさせる女に男がさせていく描写は、なんとも眩しくて見れないよ。最後は本能のままに体を動かし、知らなかった世界、自分を知ってしまう。そんな感じ。

ラ・ラ・ラ・ラブストーリー(Taiga Kyomoto × Yugo Kochi)

ユニット曲3曲の中で一番ときめいた楽曲。ほかの2曲もそうであるが、まさに6人では絶対にやらない!!!!という曲を持ってきた。テーマパークで流れてくる、あのワクワク感が全部詰め込まれた曲で、2人の声質もほかの曲と打って変わって愛らしく、絶対にライブで見たい!!!!!ライブに行かせてくれ!!!と強く願った(叶わなかったけど)。ドーム当たってくれえ〜そしてこの曲をやってほしいな。

とMVを見る前のわたしが言っていました↑
MV見たらほんっとやばい、なんだろう、言語化できないぞ…
とりあえず好きすぎる、好きが増した。
あの男の子がこのMVの監督なのか、とか、ちょっとハンサムにカッコつけてるきょも、好きなのがすぐに顔に出てしまうこーち、とか、まだ発見できそうなところがたくさんあるぞ、なんか好きが詰まっていたし、わたしってこういうの好きなんや…って気づいた、、、、このアルバムの中で1番好きです。はい。アルバムを買ってない方、まず初回盤B買いましょう。
ってか最後のWow!ってそういうWow!やったんや…(意味深)

愛という名のベール(Jesse × Hokuto Matsumura)

なんていうのだろう、交わりたくても交われない感じ。音楽でも映像でも伝わってくる。無機質なんだけれども、熱量がある。
MVを3回見て気づいたことなのだがジェシーと北斗、お互い向かいおうところがあるが、落ちサビまで一回も目を合わせることがない。
サビ歌詞の最後の2行を見ていく。

動けないほどに 絡みつく
寂しさをほどいて
1サビ

ここではお互いほぼ背を向けて歌っている。

踏み出そうとしても 絡まった
愛しさがほどけない
2サビ

ここで互いに向き合う形になるが、目をお互い逸らしている。
この後の落ちサビでのみ、目を合わしたかのような角度がある。

身体も心も 囚われた
あなたに愛されたくて
ラスサビ

ここで完全に向き合うのかと思ったらお互い背を向けていた。
愛されたいのに完全に交わることはないから、という解釈で良いのだろうか。深い。もう少し解釈を深めるためには時間が必要だ。
ってかこの3段活用好きすぎる。いきものがかりの陽炎という曲もサビ最後に同じことをしている。(歌詞はこちら。: https://g.co/kgs/SoFC11 )これが一番最初に思い浮かんだ。

通常盤

Cat Call

あー、SixTONESが歌うと妖麗になるCatCallは良い…もう完全に猫すとんずが猫の手で少し口角を上げながらこちらを呼んでるのが容易に想像できる…(呼んでない)
ほかのキラキラアイドルが歌ったらいつもと違うテイストでちょっと色気あっていいけどやっぱ可愛い!!!!ってなりそう。
歌詞見たけどこれ最後こちらも猫にさせられとんなあ…「君も猫になっちゃえよ」って曲だったか…
猫の声を表現しているかのような、口笛みたいな高音、あれなんなんだろう。本当に口笛なのかな、フルートとかピッコロではないから、もしかして縦笛とか日本の楽器かなって思ったけどなんなんだろう…

オンガク -声 ver.-

7枚目シングル「わたし」のカップリング曲のリメイクver.。SixTONESは毎あシングル、アルバムごとにrearrangeを入れてくれるから信用できるし、ファンやめられん。
歌詞追加部分を呼んでみると、共鳴を「おと」と呼んだり、旋律を「ライン」と呼んだり。まじ佐伯さんらぶ(作詞作曲が佐伯ユウスケさんです)。歌詞は調べたら出ていると思うので全ては書きませんが、

五線紙をDancing Like オタマジャクシ

「Dancing」とオタマ「ジャクシ」で踏んでいるこのリズムが佐伯!!!って感じ。
このnote始めるまで作詞作曲者とか気にしてなかったけれど、佐伯さんの曲どれも良すぎてじっくり聞き直したい。
この曲は憂鬱なバイトの前に聞いてるので本当にいつも助かっています。。
元気が出る。

Again

SixTONESに失恋ソングを歌わせたら一級品。
Gum Tape、Cassette Tapeはほろ苦い思い出を甘く歌っているが、このAgainは心臓をギュッと掴まれたような、もうなんともいえない切なさがある。6人の声も今までの失恋ソングにない、泣きそうな声とでもいえばいいだろうか、SixTONES史上1番の切ない声で「歌い上げて」いて、アルバムの最後を飾るのに文句なしすぎる。
最初のキーボードの入りですでに泣きそうだわ。。。
この切なさに似た感覚を体験したことがあると思ったのだが、思い出せない。いきものがかりの曲か?と思ったけど、作詞作曲者いきものがかりとは接点がなさそうだった。なんだろう。
最後の

Your Voice…

は、繰り返しになるが、このアルバムの全ての締めくくりをしているようで、声の本質を聞いたような気持ちになった。

おわりに

やっと書けました…一気に何曲とも向き合わないといけないのも大変でしたね。でも、このように向き合って書くというのも初めてだったので、いつもより深く曲を楽しむことができるようになるんじゃないかなと。まだまだ語彙は足りないし、伝えたいことを言語化できていないけれど、これからも続けていきます。

来週は最近もっとこの人のことが知りたい!と思ったラッパーの曲について書いていこうと思います。
またのぞいてくれると嬉しいです。

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