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10時間かけて鶏がらスープを作る話
以前から疑問だったのだが。
ケンタッキーフライドチキンの食べ終わりの骨を煮込んで、鶏がらスープを作れないだろうか。
鶏がらスープができれば、あとは醤油なり塩なりを加えれば、ラーメンスープにできるはず。
となれば、家で本格的なラーメンができるのではないか。
さあ作ろう。
以下はその時間の記録である。
買い出しで準備開始。(19:20)
ただいま。(20:10)
まずはケンタッキーフライドチキン。
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コイツがないと始まらない。
というか、コイツを食い終わらないと始まらないのだ。
ご馳走様でした。(20:45)
あれ。
疲れた。疲れたよパトラッシュ。
なんだか、、
とっても、眠いんだ、、、。
、、、。
、、、。
、、、おぁよございます。(翌1:15)
ようやく準備完了したので、作っていくぞ。
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水1リットルに対して、ケンタッキー6Pの骨と、手羽元の骨もいくつか。それと何のために入れるのか分かっていないネギの青い部分、生姜のスライス。あとは酒を加えて。
レシピは全て適当。カンである。
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とりあえず三時間くらい炊けばいいか。
、、、。
三時間後。(4:30)
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おぉ、良いじゃないか。
ほとんどアクも出ず、しかし少し白く濁って、鶏の脂も浮いている。
試飲してみるぞ。
まずは香味野菜の香りがして、それからケンタッキーのスパイシーな味。そして後から鶏の旨味がじんわりと来る。
では出来たての鶏がらスープに醤油を少し入れて、麺を茹でて。
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鶏がらベースの醤油ラーメン、完成。(4:55)
、、、うっんめぇ、、、!!
醤油は少ししか入れていないのだが、味の奥行きが全然違うな!
そしてやはりケンタッキーのスパイスだ。全体的に薄味というのもあるが、三時間煮込んでもバッチリと香る。
それでいて、あっさりと優しい味だ。
結局、(主に寝てしまったせいで)10時間25分もかかったが、納得の美味さだ。
良い子のみんなも、時間を持て余す連休があったら、試してみてくれ。
そんな暇な人おらんか。