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天ぷら変わり種選手権#2

 やぁ、良い子のみんな。
 良い子のみんなは前回の「天ぷら変わり種選手権」を覚えているかな?

 そうだね。 鶏レバーや稲荷寿司などのイカれたメンバーを油に突き落として天ぷらにしたら、意外と美味しく頂けたアレだね。

 今回は第二弾。
 「天ぷら変わり種選手権、ガチで美味そうな素材で優勝を狙いに行くver」を開催しますうぅぅぅ!
 メンバーはコイツら!

ほぼカニ、生ハム、にら饅頭、チーズ、
 ハンバーグ、したらば、豚バラ肉。

 前回の天ぷら変わり種選手権は、いわば「実験」だったが、今回はマジで美味そうな食材を使って天ぷらの新しい定番を探し当てるぜ!

 まずは、ほぼカニと、したらば!

う、美しい。

 今回の大本命である。
 カニの天ぷらなんて美味いに決まっているが、はたしてニセモノのカニはどうか。

 、、、あっ、これカニだ!
 まるで本物のカニみたいでデリシャスでございますわよ奥様ッ!!

 うんめぇぇぇ! 
 塩も何もつけずに食べたが、熱々のカニカマは塩気が引き立っていて、そのままで充分美味い。天つゆにつけても美味い。簡単にサクッと噛み切れるし、これは想像以上だ。
 というか。各種カニカマが商品として優秀すぎるんだよなぁ。

次は生ハム。

 あっ、え?
 塩気がめちゃくちゃ強い。もしや天ぷらって素材の塩気が引き立つ傾向があるのか?

 いや、そんな事はどうでもよくて。
 これはただのハムだ! 生ハムに熱が通って、ただのハムになっちまってるぜぇ!
 考えてみれば当然じゃないか!
 これはもったいない事したなぁ。

ハンバーグと破れたチーズ。

 あれ? ハンバーグ、、、。
 どした? 君はもっとジューシーかと思っていたんだが。なんでそんなにボソボソなのぉ?
 こりゃ失敗だ。

 それに引きかえ、チーズは美味かった。
 でもこれは予想の範囲内の旨さだな。

にら饅頭と豚バラ。

 さて、これがラストです。
 豚バラは、美味いんだけど「まぁ、こんなもんよね」という感想で、予想を超えてこない。

 一方、にら饅頭は、、、正解だ!
 サクッとした衣。モチっとした皮。中から溢れ出る肉汁。味もいいけど、これは食感のコントラストが非常に面白いぞ。
 よく考えてみれば、揚げまんじゅうって物があるんだから、美味いのは当然か。


 さて、結果発表。

Sランク(絶賛)
 ほぼカニ、にら饅頭

Aランク(良)
 チーズ、豚バラ肉、したらば

Bランク(イマイチ)
 ハンバーグ、生ハム


 前回の結果も踏まえると、文句なしに褒められる新定番にふさわしい具材は、 

 鯛、稲荷寿司、ほぼカニ、にら饅頭となる。

 しかしこれ、実際は「鯛」と「ほぼカニ」の二つのみである。

 つまり、あれだ。

 客人に振る舞えねぇんだ他のヤツ!!

 しかし、鯛とほぼカニは違う。
 これは堂々と目上の客人に出しても恥ずかしくないレベルです!

 よーし、私は新たな具材を求めてスーパーへと行ってくるぜ。 また会おう。

 次回。
 天ぷら変わり種選手権、地獄のスイーツ編へ続く。

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