自己実現その①「コーチングスキルを活かした野球指導」の初回を終えて
自己理解プログラムを修了した際にいくつかのやりたいことを決めましたが、そのうちの一つをクリスマスの朝に実現してきました。
それがこちら↓
これ。
身体が若いうちにどうしてもやりたかったことだったので、そのスタートを年が変わる前に切ることができてめちゃくちゃ嬉しいです。
この指導の最終ゴール地点は
「野球の技術向上を通じて選手たちの人生を支える自尊心を育む」
です。
日本のアマチュア野球界に蔓延している
・失敗を許さない「怒る」「詰める」指導
・未だに行われている誤った理論による指導
・「指導者が絶対」の価値観
に一石を投じることを目指します。
高校、大学の強豪校や社会人、プロなどのトップチームでは改善され始めているものの、それを下支えする学童野球界では正直変化はなかなか見えてこないのが現状です。
特に、少年野球や中学野球はチーム運営の主体が「その辺のお父さん」「学校の先生」であることが多く、それなりの野球経験はあれど最新の技術理論を学んでいる方が本当に少ない。
さらに、少年期の経験が個人の人格形成に大きな影響を与えると自覚している指導者があまりにも少ない。
これらに対して強く危機感を抱いています。
ただ、こうした現状は仕方のないことだとも思うのです。
仕事や家庭がある中で、さらに野球の技術や子どもの人間的成長まで求めるのは酷だと思っています。
自分はこれまで、野球の技術も人間的成長も専門的に学んできました。
だから「自分がやらなきゃ誰がやるんだ!!!!!!」くらいの勢いでやろうと思っています。
自分が目指す指導は以下となります。
・選手と目線を合わせ、一緒に成長を目指す
・最新理論を根拠と併せてわかりやすく伝える
・ミスを責めず、原因を一緒に考えて改善する
・努力の過程を褒め、思考できる選手を育てる
以上です。
過去に「怒らないなんて無理だよ」なんて言われたことがありますが、断言します。
「怒らない指導は無理」は思い込みです。必ずできます。
僕はこれを人生かけて証明します。
また、学生だけでなく草野球の選手に対しても指導したいと思っています。
「人は変わろうと思ったときから変われる」ということを証明します。
そして、そんな野望を持って始めた指導の感想ですがもうめちゃくちゃに楽しかったです。
野球を仕事にしている未知の感覚、選手が上手になっていく過程、上手くいったときの姿、そして何より手応えを感じてくれたことが伝わる嬉しそうな感想……
僕はきっと野球と教育の魅力に取り憑かれているんだと思います。一生続けていきたいと心から思いました。
これから内野守備の指導をやっていきますが、僕は元々外野手でした。
学生時代は内野手として試合に出たことも、内野守備を教わったこと全くありません。
その外野守備では高校の監督から「一番下手」と言われ、チームメイトからも下に見られ続けてきました。
そんな自分だからこそできる指導がある。
そう信じて、講師とコーチの二足のわらじを履いて生きていきます。