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僕が宿屋を始めた訳は…

2018年の6月に長野県の八ヶ岳の蓼科で小さいオーベルジュを開業致しました。

夫婦2人でオペレーションが出来る様に4部屋のオーベルジュを購入(現在は3部屋です)
サービス業の経験が浅い私と、料理畑を歩んで来たシェフの家内
そんな2人での開業でした。

私がサービス
フランス料理で働いて来た家内がシェフ
2人での運営のオーベルジュです。

こんな小さいオーベルジュでしたが
ありがたい事に、開業2年目にして
某宿泊サイトの口コミランキングで、名だたるお宿さん達を抑えて満足度No.1を3年連続で頂いております。

今後、地方での移住開業をお考えの方も増えるでしょう…
お店で普段話せない事や、宿の運営のお話(時には裏話)をnoteを使い情報発信して行けたらと思っております。

ここからは少し私のヒストリーをお話し致します。

なぜ?蓼科で開業だったのか?
私の物件の前オーナーと知り合いで、体調を崩されたタイミングでの物件購入となりました。

前職は何をしていたのか?
大型トラックのドライバーでした。(けっこう良い会社でしたので、年収も500万円位は頂いてました。)

もともと何をしていた人間だったのか?

レーサーを目指して高校中退
レース諸々お金が足りないが稼げない

スポンサーを目指して起業したいと思う

フリーターをしながら車の免許を獲得
(夜な夜な走り回ってましたね)

運転好きなので運送屋さんへ就職
(18歳の終わりにS川急便の下請け企業へ…まぁまぁ激務)

20歳の時に違う運送屋へ転職
(食品配送関係ですが…真っ黒な完全なブラック)

そこそこのお給料頂けていたので、イベントのプランニング等を副業でする

ホテル運営会社へ転職
(29歳の時だったかな…)

31歳に長男が産まれる
安定が必要でしたので、再び運送会社へ
(今度は黒猫便の都市間移動等の大型トラックです)

34歳オーベルジュの売却のお話を頂く

35歳でオーベルジュを買取開業
この様な流れです!

振り返るとレーサーになりたい
お金必要!よし起業となっておりますね
この辺りの起業家精神等が後日述べる文章で絡んでくるかと思います。

さてさて
なぜサービス業2年の私が開業2年でNo.1を獲れたのか?

旅行と外食が好きで、お給料の大半を遊ぶ事に使って来たと自負しております。
経験をお金で買った…まさにそんな人生でした。

97年にリッツカールトン大阪の開業を皮切りに
私の10代後半からの始まった、ITバブル
日本に高級なホテル、レストランが増えて来ました。

ミシュラン東京が発表になったのも
その頃の出来事でしたね

今までは、安くて旨いお店を特集するメディアから
高級なお店を特集するメディアに変貌を遂げた、世の流れで有りました。

20歳で、初のフレンチを覚えて
何の勉強か解りませんが…フレンチに高級ホテルにと
せっせっとお給料を注ぎ込んでおりました。

その経験値が生きて、顧客満足度の高い宿を運営できていたかと思います。

セルフイメージを高めるという言葉を学び
金持ちになる→レースのスポンサー→良い店に行かねば
のサイクルが自分の中で生まれていたと思います。
(富裕層には程遠いですが…笑)

文章もとっ散らかって参りましたが…
若い方に伝えたい事は、まず自分の好きな事にお金を使って欲しいという事です。
やりたい事には幾ら掛かる?その為には?
未来の自分の為にも、若いウチはある程度の散財をして
経験にして頂ければと思います。

そして結論
僕が宿屋を始めた訳は?

家内と共に、ミニマムベースで稼げて
自分の経験と体験を活かせるお仕事だったからです。

少し長くなりましたので、次回はこの辺の好きをお仕事に出来るのか?
こちらをテーマに書いて行きたいと思います!!



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