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東海道五十三次旅、12日目


朝6時半、関宿ゲストハウスを出発。

2人が見送ってくれた
2時まで飲んでたらしい

背中に朝日を浴びながら歩き始める。現在気温は4℃。寒いけど、空気が澄んでて大好きな季節。

奥の山を越えるよ

早速峠道へ。すぐに体が温まり、上着を脱ぐ。


坂下宿

素晴らしい物を発見。

今までの宿場が…!

一本ずつ見ながら、その時の思い出が浮かんでくる。
品川宿は雨で大変だったな
大磯宿から長距離キツかったな
箱根峠での甘酒は力をもらえたな
島田宿では泣きながら歩いたな
日坂宿の坂は今のところ最難関だな
宮宿で名古屋まで来たのは感動したな
桑名宿のハマグリは美味しかったな
関宿では人に恵まれたな

ゴールまであと少し

感情的になる。始める前は五十三個の宿場なんて、名前も読めないくらい無知だったのに、今では全てに思い出があるんだもん。すごいことだよな。

法安寺
紅葉が立体的でとんでもなく綺麗


いよいよ、鈴鹿峠。

橋ができる前は、明治天皇も峠を通って
たんだから、文明ってすごい

一歩一歩峠を登っている頭上を、この道路橋が架けられてる。
ほんと、すごい時代だ。橋が架けられてるなんて。

15分でてっぺんまで来れた
近江の国に
入りました



土山宿

土山って知らないなぁと思ってたけど、大きな宿場だったのか、昔の街並みがかなり残っていた。
そういや土山サービスエリアって結構でかかったな。

東海道伝馬館へ
東海道の名物一覧
東海道の宿場一覧

ラストスパートに相応しい施設。


昼食はそば。

東海道五十三次の検定があるらしい
むずすぎ

食べながら、東海道マップの本を読みながら行程を確認していると、店のご主人に
「読んでくれてありがとう」
と言われる。

はて?と思い聞くと、なんと本の著者だった。
若い時は東海道をよく走ってて、4、5日で行き来してたと言う。化け物だった。
勧められたけど、自分はそんな変態じゃないので、いつかやりますと言っておいた。


こういうの見ると、江戸時代の人も
ほんとにここを通ってたんだなぁと感じる
洪水が抑えられてるのも、最近の話


水口宿

薬局も昔風
竜馬も立ち寄った水口宿


歩いていると、おばあちゃんに話しかけられる。
「どっから来たの?」
いつも通り説明。
「あー、先週も1人で歩いてる兄ちゃんいたわ。その人も東京から京都まで歩いてるって。」
先週か、やっぱ多いよね。言うといつも驚かれるから、珍しいのかと思った。

応援ありがとう


東海道最大の常夜灯
3mくらいある
次が、53次の51番目の宿場
ほぼ面影なし


石部宿、長かった。
なんとか到着。

距離:46.4
歩数:74506

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