ディズニーシーにあるバーに感動した🍸
それは、元キャストさんとディズニー行った時のこと。
パーク内のことはすべてお任せしていて、
「夕方テディ・ルーズベルト・ラウンジ予約したよ」
と言われる。聞いたことないな。
お酒が飲めるということで、楽しみ。
予約の時間になり、SSコロンビア号の、タートル・トークの隣から乗船。
こんなところにあったんだな。
すごい、ホテルみたい。
ここ、アメリカンウォーターフロントは、19世紀末〜20世紀初頭のニューヨークが舞台。だとすると、この豪華客船も、この時代のもののはず。
日本がちょんまげ辞めよっか、とか何だか言ってた時代に、アメリカではこんな船が。
ほんとうに夢の国?と疑うような、重厚感のあるバー。
店員さんが、案内してくれる。
「ご乗船ありがとうございます。当店は70分制で...」
素晴らしいね。ここが1番感動した。
まず。
ご来店、でもいいところを、「ご乗船」と言うところに、世界観へのこだわりを感じた。
また、70分という数字も絶妙。
日常で使わない数字だから非日常を意識させ、60分よりも10分長いだけだが、それでもお得感、特別感がある。
しかも。
ここはなかなか予約を取れないらしいのだが、周りを見渡すと、結構空席がある。席の間隔も遠い。どうやら”わざと”空けてるみたい。
確かに、満席だと圧迫感あるし、どこを見てもお客さんがいたら、インテリアにも目を向けにくい。席も四角テーブル席、円形テーブル席、ソファー席など、徹底して視線が交差しないように作られてる。
驚かされたのは、元キャストさんの発言。
「人の雰囲気を見て、席を案内してるんじゃないかな?」
確かに、入口付近は学生らしい人が多かった気がする。
奥の方はちょっと年配夫婦とか、お喋りよりも、この空間をゆっくり楽しんでるような。
ちなみに自分たちは奥寄りの真ん中辺り。
あくまで自分たちの推察だけど、やっぱディズニーの工夫には舌を巻く。
注文。
一流を見た、という印象。
機会があれば是非。