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東海道五十三次旅、11日目


5時半、四日市のネカフェを出発。

このキャラなんだよ
雰囲気良い
東海道及び伊勢参りの土産で
うちわが人気だったらしい
またいた😳

東海道と伊勢の分岐点に到着。

右 京大阪道
左 伊勢参宮道

江戸時代から使われてるであろう追分。当時の人も、これを見て歩いていたと想像すると、感慨深い。

杖衝坂(つえつきざか)

ヤマトタケルが、剣を杖代わりに突いて登ったほど急坂。「足が三重に折れるほもキツイ」と言ったことが、三重県の名前の由来。例えボケが由来なの面白い。

登ってる途中、降ってきたおじさんに話しかけられる。「どこから来はったん?」
いつも通り説明する。
「へーそりゃ大したもんだ!若いうちしかできへんからな、お気を付けて」

あ、杖ついてる
鈴鹿市


石薬師宿

本日のお言葉
少し厳しめ
要約すると
西行も林羅山も芭蕉先輩も
この寺良いねと口コミしてるらしい

裏に行くと、とても雰囲気が良い。

あと10日後だったら、紅葉だったかな


浮世絵と同じ写真撮ろうとしたが
発展し過ぎててどこか分からない

30分で次の宿場へ。


庄野宿

伊勢神宮の荘園→荘野→庄野宿
という由来らしい
五十三次の絵の中でも
かなりの傑作と言われる


多分同じ東海道歩きやってるんだろうなーっておじさんがいたけど、話しかけるなオーラが凄くて、特に会話せず。

庄野宿資料館
26年前まで、お家だったと
係の人が説明してくれた

資料館でも、その人と一緒になったけど、めっちゃ避けられた。なんでやねん。

中には江戸時代の高札とか、農機具とかあって面白かった。


次の宿場へ。

むずくて、この旅で1番道に迷った
女人堤防
鈴鹿川に困ってた住人vs洪水を恐れる藩主
藩主を無視して堤防を作り、村を守った
女性たちへの記念碑があった
のんびりした駅
「ローソクの町、亀山」ってロマンチック
結婚式のキャンドルサービスを広めたのも
ここの会社


亀山宿

城下町&宿場町なので、昔の雰囲気が比較的よく残っていた。幕府の天領(直轄地)ってのも重要。だから大名たちには堅苦しいってことで嫌われ、「静かな城下町」と言われたらしい。
お城の方は東海道と外れていたため、今回はパス。また来るだろう。

東海道中、最大の一里塚らしい


昼は、友達オススメの味噌焼きうどん。

みんな複数人で来てて、店員さんに1人なの意外そうに言われる。
初めて味噌焼きうどんを食べた。濃いので白米と合わせて食べる。美味しかった。


お店を出て、東海道に戻る。

布氣皇舘太神社って神秘的な神社あった


壁に浮世絵


関宿

7世紀から、鈴鹿峠の関所として使われてそこから関宿という名前に。

奈良防衛の鈴鹿関
ちなみに、これら関所の東側を
蔑称で「関東」と言われ始める

関東、関西の「関」は関所から
本書けそうな話
小休憩

今夜は、ここ関宿で泊まる。
全然進んでないが、泊まりたいゲストハウスがあったのだ。

まだ15時なので、探索。

旅人の方なら、奈良井宿や飛騨高山、奈良の今井、福井の熊川ぽいなと思うだろうが、亀山市はどうやら観光地として盛り上げると同時に、住人の生活も同時に大切にしたいという方針らしい。
そのため、お店はかなり少なかった。

虫籠窓の違いを見るのも楽しい

今日泊まるのはここ。

日本一周中、高松の「ゲストハウスJAQ」のシェフにおすすめされた宿。
自分も何かで昔から知ってた。旅人にはかなり有名だ思う。

楽天トラベル
めっちゃ注意喚起してくる

オーナーさんが色々説明してくれる。
東京から歩いてきたと言っても、全く驚かれなかった。さすが、ゲストハウス。
安心するわ。

宿には既に3人いた。全員おじさんで、顔見知り同士のようだ。
買い物に行く(店は亀山まで行かないとない)というので、車に乗せてってもらうことに。
初めてシビックに乗せてもらい、大興奮。「初めて乗りました!」と言うと、嬉しそうなおじさん。そこから頭文字Dの話で盛り上がる。

帰ってきて、夕飯。

・40代フリーターおじさん
朝から飲んだくれてる。色々話を聞いてくれて、応援してくれた。
16歳の時に見た、富士山8合目の雲が晴れた時の景色が忘れられないと語ってくれた。

・シビックおじさん
前はトレノに乗ってたらしく、車好きなおじさん。

・オーナーさん
ダチョウ飼ってたり、沖縄の由布島で働いてる時、給料郵便振り込みなのに島に郵便局ないとか、沢山の面白い話をしてくれた

・やくざっぽいおじさん(奈良)
博学で、声が大きく、金色のTシャツを着てる坊主のおじさん。

・お喋り旅人おじさん
小笠原諸島2回も行ったことある、相当な旅人。アニメに詳しく、グレンラガンの話でめっちゃ笑わせてくれた。


濃い。久々にゲストハウス泊まったから、若い時を思い出して懐かしかった。

写真を見返したら、あっという間に3時間半飲んでいたようだ。
「今まで東海道歩いてる人、うちで飲み過ぎて何人も鈴鹿峠越えられてないから笑」
だろうな、自分もこの旅じゃなかったらもっと話していたかった。

でもあと2日だし、寝ないと。
久しぶりに人と交流して楽しかった。また必ず来よう。

距離:29km
歩数:49401

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