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バルーン投光器 カゾカゾ 2024夏読書

7月も後半です。暑さで困る季節はほぼ4ヶ月。
既にその半分を乗り越えようとしている皆様。あと半分頑張りましょう!

建機レンタルがメインの「きかいレンタル タマムラ」ですが意外といわゆる季節商品も結構ご依頼を頂きます。代表的なのものでは冷房・暖房機器になります。その他にも除雪機熱中症を防ぐための表示器などもございます。

本来は建設機械だけど変則的に季節商品として使われるものもあります。
以前に熱風発生器を殺虫機として使用されている例を紹介致しましたが、他にも照明機器などのご依頼がございます。建設現場の夜間作業に使われることがほとんどですが、特に夏季はイベント関連でのお問い合わせが多くなります。先日も施設の盆踊りにてバルーン投光器をご利用頂きました。

バルーン投光器

弊社では照明機器も充実しておりますので様々なシチュエーションに対応可能です。夜のイベント・催し物を任されたけど照明や発電機等どうしよう、といった場合はご相談ください。全国のセンターから出荷手配可能です。
送料・運搬費がご心配な場合もお近くの場合はセンター渡しも出来ます。

照明機器


2024年はドラマは控えめにする予定でしたが夏も予想以上に濃いです。
「海のはじまり」「新宿野戦病院」「ブラックペアン2」民放はこの3つで満腹。しかしNHKが強いです。春はこれでもかというくらいの攻めたドラマを何本も見せられましたが、夏はカゾカゾが凄いです。

家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった
BSで1年前に放送済みのほぼノンフィクションドラマ。原作者やその母親のブログ、記事などは目にすることが多くて大まかなことは知っていました。過酷な家庭環境を乗り越えていく話だと最初はとらえがちなのですが、
その枠に収まらないドラマになっています。

以前に表現の自由の制限は媒体によって異なり、小説は物理的に描いていない分だけ鮮烈に書けるというようなことを述べましたが、それを逆手にとったかのような演出に感じます。本当はドラマに出来ないようなつらいこともあると思います。「もう死んでしまいたい」のところで、急ハンドルを切り人生を好転させていく主人公。

大切なことを伝えながらも悲壮感をギリギリ残さない絶妙さ。
そしてNHK制作陣と演者の上手さ。英語の補修授業での廊下の演出がとても良かったです。東京ダイナマイト二人とも大好きなんで頑張ってほしいです。既に2話で唸らされました。全10話めちゃくちゃ楽しみです。

なんだかんだでドラマをめっちゃ観ちゃっているので先日の「塞王の楯」からは1冊も完読出来ていません。とはいってもいろいろ摘まんでいます。
まずはせっかく塞王を読んだので、直木賞同時受賞ほぼ同時文庫化の同じく戦国歴史小説(奇跡)の「黒牢城」(しかも同じく城もの)を冒頭だけ読みました。官兵衛が村重に捕まっちゃったところから始まります。
気持ちを着火出来れば一気にいけそうです。

逆に挫折したのは「百年の孤独」 文庫化したら世界が滅びると言われていた海外作品が新潮社の初版から50年以上を過ぎて遂に発売。売り切れからやっと書店で手に取れた重版分の冒頭・・・登場人物の名前が覚えられなさそうなのでそっと棚に戻しました。私には無理でした。面白かったのが隣に「『百年の孤独』を代わりに読む」って本が出てました。なんじゃそりゃ。こちらも少し中身を見てみましたがそっと棚に戻しました。

新潮文庫の100冊内の解説

世の中にはさらに「『『百年の孤独』を代わりに読む』を代わりに読む」という本もあるらしいです・・・。

百年の孤独 を代わりに読む を代わりに読む

難しい本は未だに読めないにしても、子供の頃の自分からすれば信じられない状況ではあります。夏休みの読書感想文を書くわけでもないのに本を読むなんて。今日は朝から読書感想文を書くコツなんてタイトルの新聞のメルマガが届いています。小中学生の皆様ご苦労様です。

最近「なぜ働いていると本が読めなくなるのか」という新書を読んでます。
ところでいきなりですが、新書と新刊の違いって分かりますか?
新書とは新しく出た本のことではなく文庫や単行本といった本の規格のことです。この本は昨年出版されていますので既に新刊ではない新書です。

まずざっと読んでみて面白かったのはビジネス書や自己啓発本は読めるのに小説は読めない人が増えているというところ。詳しい説明は割愛しますが、小説にはノイズ(無駄な情報)が多すぎて、特にコスパ・タイパを求める現代の疲弊した生活、働き方では受け付けないらしいです。

私も社会人になって数年後には読書量が激減しました。心に余裕がなくなり書店に足を運ぶこともなくなりました。本屋に頻繁に行けば、新刊と新書のコーナーが違うことは自然に知ることになります。最近売れている本や話題の小説の情報はネットで知るだけで手に取り読むことに壁が出来ました。

その壁を久しぶりに壊したのが「成瀬は天下を取りにいく」です。偶然SNSで知り読むことになりました。粗く言えば、啓蒙啓発など皆無のノイズだけで作り上げられたこの物語が私の生活スタイルまで切り替えました。偏見で言えば自己啓発本は選んでいる時点でほぼ解決してます。自分自身が気づけない自分を知るためには、能動的に得た情報ではなくノイズが必要です。

最近読んでる本

ちょっと小難しく書いてしまいました。
矛盾しますが、物語こそ遠回りなようで実はタイパのいい自己啓発だと思っています。手っ取り早いのは、エッセイなど著者の体験談なども目から鱗な発見が多いです。まだ小説を読んだことがない三浦しをんさんをエッセイから始めてみました。

漫画でもいいと思います。超絶面白かった「アイシールド21」が連載開始から21周年記念本が出ました。田舎では配本ないかなと思いながらも書店に行ったら奇跡的に一冊ありました。店員さんに聞いたら在庫①だけどどこにあるかわからず。3人で探して先に見つけたときは若干恥ずかしかったです。


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