【シティリーグS2準優勝】6Cロストピカチュウ構築解説と振り返り
【はじめに】
はじめまして,神奈川県の藤沢を中心に活動している*クルル(@Kururu_pokemon)と申します.
今回,シティリーグ2025 s2にてロストピカチュウを使用し準優勝したためデッキ解説をいたします.
ーーーロストバレットでの実績ーーー
・がんこうカップ:準優勝
・かなポケ杯:優勝
・シティリーグ 2024 s4 Best4
・かつた杯(チーム戦):Best4
・シティリーグ 2025 s2 準優勝(今回)
色々なデッキに浮気してますが,ロストバレットには沢山勝たせて貰っています.
【当日の使用デッキ】
ロストバレットというデッキタイプの強みは環境に合わせてアタッカーを変えることができ,群雄割拠な環境においても柔軟に対応できるため今回使用することを決めました.(6色になるとは思っていませんでした)2024年11月10日現在,6色採用のロストピカチュウのリストはシティリーグのベスト8以上には存在しないため,特色は出せていると考えております.
また,ジムバトルなど大会での戦績を記録しており,リストが固まってから28戦21勝7敗で勝率75%(先行80%,後攻70%)でした.
本記事ではリストの解説,各対面における想定動作の解説,当日のマッチングと振り返りなどをいたします.
■環境考察
超電ブレイカー発売前からロストピカチュウを使うことを決めていましたが,レジドラゴとタケルライコの2強というのが1週間前の印象でした.
しかし,全体を見るとTire2とTire3のデッキが多い群雄割拠な環境であるため,前述したように幅広く環境を見れるかつ,使い慣れているロスト軸デッキの選択は良かったと考えます.
なお,レジドラゴに対する勝率は低くなるため,マッチングしないお祈りをしていました.
■採用カード解説
どのデッキにも言えることですが,初動に動けるかの確率計算(ざっくり)を行った上でデッキ構築をしているため,まずは確率から解説いたします.
なお,サイド落ちは考慮しないものとします.(計算がめんどくさい)
初動に必要な札
キュワワー×4,かがやくゲッコウガ×1,ネストボール×4,なかよしポフィン×2,ポケストップ×2の計13枚を当たり札として設定.スタートしてほしいポケモンが初手7枚に来る確率は47%である.
当たり札に設定したカードが1枚でも初手にある確率は84%である.
ネストボール,ポフィンが初手に1枚でもある確率は54%である.
ポフィンが初手に1枚ある確率は22%である.
キュワワーの特性”はなえらび”を1回で30%,2回で35%であるが,キュワワー自体を引く可能性まで考慮しポフィンの採用枚数は2枚でも良いと判断した.
【後手のみ】アクロマの実験も当たりとなり,計16枚(キュワワースタート想定時)の当たり札の内,1枚でも初手にある確率は90%である.
ここからは各カードについて解説をいたします.
キュワワー×4枚
言わずもがなロスト必須カード.いつも究極の2択を迫ってくる.ヤミラミ×1枚
本当は2枚欲しいカード.ロストマインでガチグマ,ピカチュウの圏内に調整する動きを行う.
なお,レジドラゴ戦においてはドラゴに60ダメージを与えることにより,相手にヌメルゴンの”アイアンローリング”を使用された後,ピカチュウで倒せることは覚えておく必要がある.ウッウ×1枚
使うことはほとんど無いが,後1でのイージーWinや困ったときに殴るため採用.かがやくゲッコウガ×1枚
デッキの構造上エネルギーを多数入れているため,特性の”かくしふだ”が使いやすく,デッキの潤滑油となっている.
さらに,最強の技”げっこうしゅりけん”を持っている.マナフィ×1枚
なけなしのレジドラゴ対策カード.ドラゴ側の要求値を1枚だけ上げることができる.本気でドラゴを見るなら2枚採用も視野に入れる必要があるが,枠が足りません.マシマシラ×1枚
対2進化対面,ミラー対面対策カード.
ドラパルトex,リザードンexに対して30点を返すことでピカチュウexでワンパンできるようになる.特にドラパルトex対面においてはこのカードが無いと負けることが多くなると考える.
ミラーにおいては,相手のロストマインの余剰分を返すことで,こちらのロストマインにてサイド2枚取りを狙える.
また,サイコトリップのこんらん効果により負けそうな場面においてもワンチャンスを生み出すことができるカードである.
ピカチュウex×1枚
2進化デッキに対して300ダメージを出せるようになったため,攻撃の幅が増えた.手張り+ミラージュゲート1枚で攻撃することを意識すると息切れしにくくなる.
特性も優秀でピカチュウだけでサイド4枚取ることもしばしば.
テラパゴスex×1枚
対タネポケモン対策カード.
”クラウンオパール”にてミラー対面やタケルライコ対面を完封することも可能である.
特にロストミラーにおいてはヤミラミ×2回で240ダメージとなるが,マシマシラの特性や入れ替えカートでHPを回復することでヤミラミ×3回要求にできることは意識すると良い.
テツノイバラex×1枚
レジドラゴ止まってお願いカードとして採用.
実際にはミライドンex,ブリジュラスexなど特性を止められて強いパターンも存在した.
しかし,逃げエネ4なので入れ替えカードが無いと自分のロストゾーンが溜まらないデメリットが目立つため,ご利用は計画的に.
ガチグマex×1枚
終盤にミラージュゲートが無い場合にプライムキャッチャーやボスの指令と組み合わせてサイド2枚取得を狙うカード.ネストボール×4枚
アタッカーを出すことができるカードのため4枚採用.なかよしポフィン×2枚
試合中に1回使用できれば良いため,2枚採用とした.
前述したようにキュワワーの”はなえらび”1回で30%の確率で手札に来ることを意識しながら試合を進める.
余談であるが,最近のロストギラティナはギラティナを出さないことも多いが,ポフィンは2枚採用であることから枚数の計算を始めたのが,この枚数に落ち着いたきっかけである.ヒスイのヘビーボール×1枚
ピン刺しのポケモンが多いため採用.いれかえカート×4枚
たねポケモンだけしか居ないため最大枚数採用.ポケモンいれかえ×3枚
2枚採用のリストも多くみるが,はなえらびの回数が勝利に関わるため,枠を甘えずに3枚採用.(4枚目を採用する枠はない)ミラージュゲート×4枚
ロスト軸にだけ許された最強のエネ加速カード.すごいつりざお×4枚
ゲッコウガの特性である”かくしふだ”や,エネ手張り→逃げるなどでトラッシュにエネルギーを多く送るデッキであること,攻撃するポケモンがピン刺しであるため回収手段は最大枚数採用.ともだちてちょう×1枚
ドラゴ対面でアクロマの実験をトラッシュから無くせるカードとして採用.
他対面においても終盤のナンジャモ対策としてアクロマを山に戻すことにも使用する.ロストスイーパー×1枚
不足しているロストゾーンの枚数を増やすことや,相手の道具を消せるカードとして採用.できれば2枚ほしいカードである.プライムキャッチャー×1枚
雑に強いAceSpec.基本的にサポートはアクロマの実験を使用するため,序盤の裏呼び手段として優秀なカードである.緊急ボード×1枚
キュワワーに付けることで無料でロストゾーンを1枚増やせるカードである.中盤以降はアタッカーへエネルギーを手張りすることになるため,どこかのタイミングでキュワワーに付けれれば良いため1枚採用としている.アクロマの実験×4枚
初手にあるだけで強いカード.HRにすることで視認性を上げれる.ボスの指令×1枚
終盤の詰めとして利用したいため1枚採用.ナンジャモ×1枚
エネルギーが多い関係上,手札が詰まる可能性もあることや,アクロマの実験が引けていない場合に初手の手札をリセットするために採用.
相手サイド4枚の場合に使用することにより,ツツジ警戒タイミングをずらすこともできることや,バレット系デッキ(ロスト/古代etc)に以外と刺さるカードである.ツツジ×1枚
強力な手札干渉カード.終盤に自分が欲しいカードを揃えきる場合にも利用するため,手札枚数とデッキ枚数を調整しながら試合を進めると良い.ポケストップ×2枚
初期案では他のスタジアムを採用していたが,必要札が1枚足りないことが多く,そのカードに繋がる可能性があるスタジアムとしてポケストップを採用した.
実際にポケストップにしたことにより,先行2ターン目での攻撃が体感増加したため安定感に寄与はしている認識.エネルギー各種 計12枚
各色の採用枚数は攻撃に必要となる枚数+1枚とした.他リストでは水エネルギーを2枚としているものがあるが,ゲッコウガの技が強力であるため3枚とした.
基本的には手張り+ミラゲ1枚で運用することを前提としているため,エネルギーの枚数を減らすとミラゲ2枚を使うタイミングなども生まれることが推測されるのでこのエネルギー配分とした.
■各対面における想定動作
ロストバレットというデッキは各対面ごとの動きや,初手からサイド6枚を取りきるルート想定が重要であると考えている.
時間の関係上,詰め切れていない対面もあるが,Tire順に想定動作(先行前提)について解説いたします.
なお,手札やロストゾーンの枚数によりルートは変わるため,理想ルートを意識しながら臨機黄変に対応する必要がある.
タケルライコex
ウッウ+テラパゴスex+ヤミラミで詰めるルート.
テラパゴスで3回攻撃できれば勝ちとなる対面である.
<理想ルート>ロストゾーンを貯める(理想は3枚) 0-0
ロストゾーンが7枚以上の場合はテラパゴス,6枚以下の場合はウッウで攻撃.0-1
*今回はウッウで攻撃し,返しにウッウが取られた想定で進行.ナンジャモをしながらテラパゴスでサイド取得.2-2
テラパゴスが取られなければ攻撃.2-2
*体感として2ターンは貰えることが多い.裏呼びをしてテラパゴスで攻撃.2-2
*返しのターンでテラパゴスを取られることは許容.(2-4)ヤミラミで60-60ダメージを乗せて勝利.6-4
リザードンex
ゲッコウガ+ピカチュウex(マシマシラ)+ヤミラミorガチグマexで詰めるルート
この対面は相手のキャンセルコロン有無により,ピカチュウ攻撃後にヤミラミでのロストマインが必須となることがある.
<理想ルート>ロストゾーンを貯める(理想は3枚) 0-0
ロストゾーン7枚以上の場合にゲッコウガの月光手裏剣にてサイド2枚取りを狙う.2-0
攻撃対象はポッポ→ヨマワル→ヒトカゲの優先度である.ピカチュウexにてリザードンexに300ダメージを与える.2-1
マシマシラにてピカチュウexのダメカンをリザードンに移し,相手ベンチのポケモンを呼べればサイド4枚取得で勝つことも可能である.
レジドラゴVSTSR
不利対面.練度が高いレジドラゴには勝てません.2~3割の勝ちを拾いにいくゲームとなります.
テツノイバラを1ターン目からバトル場に出し,手張り3回を行う間に相手が動けなければ戦うことはできます.
シェアが10%なのでマッチングしない可能性もあるかつ,四天王決定戦でライコが活躍したことにより,ライコが増加して倒されてくれお祈りをしながらシティリーグには望み,1度もマッチングしなかったので救われました.
<理想?願望?ルート>ロストゾーンを3枚貯める.0-0
相手がレジドラゴを1体しか出せていない前提でピカチュウでレジドラゴを倒す.2-0 *これで実質勝ちになるはず.
ドラパルトex
リザードンex対面同様,ゲッコウガ+ピカチュウex(マシマシラ)+ヤミラミorガチグマexで詰めるルートを取る.
基本的にはリザードンexで記載したルートと同じであるが,マシマシラはより大切に扱う必要があり,一度ファントムダイブを宣言された後にマシマシラを見せるようにすることで相手のダメージばら撒き計算を狂わせる.
サーナイトex
相手の手札干渉との勝負となる.
ゲッコウガ+ヤミラミ+テラパゴスex+ピカチュウexで戦うこととなる.
序盤は非エクポケモンで戦い,こちらのサイドが2枚になるタイミングでテラパゴスexにて攻撃を始めることでサーナイトexをバトル場に出さざるを得ない状況を作り出し,ピカチュウexで締める動きを目指す.
<ポイント>
相手のナンジャモをされた後の山札状況を把握しておく.
終盤に向け,ともだちてちょうにてアクロマの実験を山札に戻しておく.
<理想ルート>ロストゾーンを貯める(理想は3枚) 0-0
ゲッコウガのげっこうしゅりけんにてサイド2枚取得.2-0
*相手のキルリアが全滅できれば2回目の手裏剣も視野に入る.ヤミラミorウッウでサイド1枚取得.3-1
テラパゴスexでサイド1枚取得.4-2
このタイミングで相手はサーナイト+マシマシラでテラパゴスを倒す必要が出てくる.ピカチュウexでサーナイトexを倒して勝利.6-4
ルギアVSTSR
テツノイバラex+ピカチュウex+ガチグマexで戦うルートである.
<ポイント>
テツノイバラexで相手のルギアVSTARの"アッセンブルスター"を止めつつ準備を行う.
アッセンブルスターが通った後もテツノイバラexでルギアVSTARをワンパンできることは意識しておく.
<理想ルート>ロストゾーンを貯める(理想は3枚) 0-0
テツノイバラexをバトル場に出しつつ,出来ればサイド2枚取得.2-0
ルギア側が動かなければそのまま勝利となる.ルギア側が動いた場合はピカチュウexを押し付け,サイド2枚×2回取得で勝利を目指す.
古代バレット
トドロクツキexが入っている場合は,テラパゴスex+ヤミラミ+ガチグマexで戦うルートである.
なお,非エク古代だけの場合はテラパゴスexで戦うルートとなる.
<ポイント>
テラパゴスexを倒すためには,トドロクツキexの"くるいえぐる"が必要となるため,HP残量が少ないトドロクツキexをヤミラミのロストマインで回収することを意識する.
非エク古代の場合はイダイナキバも採用されていることが多いため,デッキ残数には気を付けながら試合を進行させる.また,ハバタクカミに対してはテラパゴスexの上技である”ユニオンビート”で早々に倒しにいく.
<理想ルート>ロストゾーンを貯める(理想は3枚) 0-0
テラパゴスexにてトドロクツキを倒す.1-1
ロストマインでトドロクツキexを倒しつつ,後ろにトドロクツキexがいる場合はそこにダメカンを置く.3-3
このタイミングでナンジャモをプレイできるとなお良い.ツツジを絡めながらガチグマexにてトドロクツキを倒す.4-4
事前にトドロクツキexにダメカンをロストマインで置くことにより,相手はくるいえぐるを使用できない状態とできる.裏呼びにてサイド2枚取得し勝利.6-4
【当日のマッチングと振り返り】
本章は日記みたいなものです.
■予選
当日の参加人数が55人でしたが,5戦で全勝者1名となっても予選は固定6回戦を行うことが開会式で説明がありました.
人数的にも4-2オポ上がりの人数が多めだなと思いながら1回戦目を迎えました.
1回戦目:ロストドラパルト 後攻6-3
後攻でロスト4枚貯めたがウッウで攻撃できずに番を返したが,相手のターンの行動は”おとぼけすぴっと”.相手ベンチにはドロンチ,ドラメシア,キュワワー2体.さらにロストゾーンにかがやくリザードンを確認.
2ターン目にかがやくゲッコウガの”げっこうしゅりけん”にてドロンチ,ドラメシアを倒し,3ターン目以降も相手がベンチに出したドラメシアをヤミラミの”ロストマイン”で取り続け勝利.
2回戦目:タケルライコex 後攻6-4(お相手投了)
お相手のプレイマットが2017年世界大会のものだったので内心ビビりながら対戦スタート.
お相手の初手,コストとして”ポケモンキャッチャー”が捨てられたのを確認.更にポケストップでボスの指令も落ちるラッキーが続く.
テラパゴスex展開後としては,想定通りにプライムキャッチャー+ポケモンキャッチャー表以外は問題ない試合進行が続き,最後の”ポケモンキャッチャー”が表なら負けとなる場面にて”裏”が出たため,お相手から投了をいただいた.
対戦後に「とんでもない構築」と誉め言葉もいただきました.
3回戦目:タケルライコex 後攻6-2
お相手の初手が渋く,オーガポンの特性1回のみで番が返ってきた.
こちらは後攻2ターン目からテラパゴスexにて攻撃を始め,4回の攻撃でライコを倒しつつ,オーガポン2体に180ダメージを与えることに成功.
最終ターンにヤミラミのロストマインにてオーガポン2体を倒し勝利.
4回戦目:ソウブレイズex 後攻6-5
順当にピカチュウで戦えば勝てる対面だと思いつつ対戦スタート.
2回目の”はなえらび”にて鋼エネルギーをロストし,3回目の”はなえらび”にてヤミラミor鋼エネルギーの2択を迫られ泣く泣くヤミラミをロスト.
ピカチュウexにてサイドを取り進めるも,まさかの”キャンセルコロン”をプレイされる.
その後も一進一退のサイドレースが続き,ボスの指令でお相手の逃げる2のポケモンを縛り,次に番が返ってくれば,ガチグマexで勝ちの盤面となった.お相手のターンで25分の時間切れとなったが,バトル場を逃がすことができずに,後攻の私のターンにてガチグマexで勝利.
ヤミラミがあれば終盤はイージーなゲーム展開であったため,序盤の”はなえらび”に泣かされた試合となった.
5戦目:ブリジュラスex 後攻4-6
このタイミングで全勝者が3名となっており,私は下階段を踏んでの5戦目となった.
この対面もピカチュウexを押し付けることで有利となるマッチングである.
しかし,後攻2ターン目に事件は起こった.ロストが7枚,ピカチュウexに手張り,入れ替えカートでバトル場へ,手札のミラージュゲートでエネ加速を・・・「手札にミラゲがない!?」盛大なプレミをかましました.
手札に加えたはずのミラゲは非情にもロストゾーンに置かれていました.
その後はウッウ+ガチグマでゲーム展開を行いつつ,最終ターンにてお相手のポケモンキャッチャーが裏なら勝ちという盤面まで持っていったが,キャッチャーは”表”となり敗北.
人数的に6回戦目を負けてもオポネント的に問題なさそうではあったが,魂の1戦を行うこととなった.
6回戦目:ルギアVSTAR 先行6-4
1名の全勝者とマッチング.お相手はトナメ確定しているため,情報を隠しつつ,こちらの情報を知ることができてしまう対戦が始まった.
初めてじゃんけんで勝ち,先行を取ったがマリガン2枚を与えてしまった.
ちなみに,デッキには13枚の種ポケモンが入っているため,スタート確率は83%であり,17%を2回引き当てられています.
試合自体はテツノイバラexでロックしつつ,最終的にお相手のエネルギーが不足し勝利となった.
この対戦にてルギア側のカードとして,アヤシシV,チラチーノ×2枚,ガチグマex,キチキギスex,イキリンコex,テツノツツミが入っていることを確認.(この記憶が決勝で悪い方に働きます)
6回戦目を私が勝利したため,全勝者0名で予選は終了した.
予選は2位で通過し,他7名のデッキも全員把握した状態で休憩へ.
■休憩中
決勝トナメ前のルーティンとしてコンビニで”inゼリーのブドウ糖”+”コーラ”を購入後,近くを10分程度散歩した.
散歩後に時間が余っていたため,アイシールド21の関東大会決勝戦を読みながら待機.
決勝トーナメントの時間が近づいてきたため,トナメで当たる可能性がある人のじゃんけんの出す手を考察開始.
予選の上位卓にいると,じゃんけんの出す手も観察でき,今回の上位メンバーは最初に出す手が固定されている人が多かったため,対戦者ごとにこちらが出す手の決定も行った.
■決勝トーナメント
決勝トーナメントは全員再戦であったため,じゃんけん考察がハマり,すべて先行でスタートすることに成功した.
1回戦目:ブリジュラスex(再戦) 先行6-1?
<先行1ターン目>
特に語ることもなくロストを貯めてバトル場テツノイバラexで終了.
<後攻1ターン目>
バトル場ジュラルドン,ベンチにかがやくゲッコウガで終了.
<先行2ターン目>
相手の動きが渋そうであったため,ロスト5枚まで貯めてキュワワーバトル場で終了.(意図的にブリジュラスexへの進化を誘い,返しで倒す作戦)
ウッウで攻撃もできたが,ジュラルドンのHPが130あるため無意味と判断.
<後攻2ターン目>
ブリジュラスexへ進化するも,ベンチにジュラルドンをおけずに攻撃.
<先行3ターン目>
ピカチュウexでブリジュラスexを倒す.
<後攻3ターン目>
ベンチにジュラルドンを2体展開し1体へ手張り,かがやくゲッコウガバトル場で終了.
<先行4ターン目>
プライムキャッチャーを利用し,テツノイバラexでジュラルドンを倒す.ベンチのピカチュウexへエネ供給.
<後攻4ターン目>
何もできずに終了.
<先行5ターン目>
テツノイバラexでジュラルドンを倒し,残サイドが2となったタイミングでピカチュウexの準備もできていたため投了をいただいた.
準決勝:ソウブレイズex(再戦) 先行6-?
<先行1ターン目>
特に語ることもなくロストを貯めて終了.
<後攻1ターン目>
イキリンコスタートでベンチへカルボウが2体展開され終了.
ここでマナフィのトラッシュを確認.
<先行2ターン目>
”げっこうしゅりけん”にてカルボウ2体を撃破.
<後攻2ターン目>
ベンチにカルボウとタンカで回収したマナフィを展開され終了.
<先行3ターン目>
テラパゴスexにミラゲにて2エネ加速し,プライムキャッチャーでカルボウ撃破.
ロストを使っていて初めてテラパゴスexの”ユニオンビート”を宣言した瞬間であった.
ここから対戦の記憶が無いため投了いただいた?
決勝:ルギアVSTAR(再戦) 先行4-6
この対戦は正確なターン数を忘れたため,流れだけターン数に当てはめて記載いたします.
またしてもマリガン2枚を与えるところからスタートしました.
この対面だけはマリガンしてはいけない.
<先行1ターン目>
ロストを3枚貯めて,テツノイバラexをベンチに展開し終了.
<後攻1ターン目>
最強の呪文「ハイボアーケアーケ」からスタート.
バトル場アヤシシV(ダブタ手張り),ルギアV2体,ネオラントV→ナンジャモで終了.
<先行2ターン目>
テツノイバラexで攻撃できればサイドレース的に勝てるはずと思いつつ,ロスト6枚貯めるがデッキに4枚あるミラージュゲートに触れず.プライムキャッチャーでネオラントVを呼び出しつつ,運命の”はなえらび”.
結果はミラゲ取得できず・・・確率的には80%くらいでミラゲ1枚は触れているはずなので純粋に運が悪いと言えそう.
<後攻2ターン目>
アヤシシVにジェットエネルギーが付き100ダメージがテツノイバラexに与えられる.
仮にイバラでルギアVSTARの特性が止まっていても次のターン手張りで倒せるので上手いプレイと思いました.
<先行3ターン目>
ミラゲを1枚だけ引くことができ,ピカチュウexをベンチに展開しながらテツノイバラexでアヤシシVに140ダメージ.ベンチのピカチュウexにエネ転送.
<後攻3ターン目>
アヤシシVにてテツノイバラexを突破される.0-2
<先行4ターン目>
ウッウにてアヤシシVを突破.2-2
<後攻4ターン目>
テツノツツミをプレイされ,キュワワーをバトル場へ.
水ポンが展開され,”げきりゅうポンプ”にてキュワワー2体を倒される.2-4
<先行5ターン目>
ピカチュウexにて水ポンを倒す.4-4
<後攻5ターン目>
ベンチにテツノカイナexを出され,ボスの指令と合わせて”ごっつあんプリファイ”でゲーム終了.4-6
勝負のターンでカードが引けなかったことを含めて不完全情報ゲームの面白さが出ていたかと思いました.
なお,最後にごっつあんプリファイポーズをせずに握手を求めてしまったことは申し訳なかったかなと今更ながら思っています.
【さいごに】
本Noteに関して質問などがあれば,*クルル(@Kururu_pokemon)のDMまで連絡ください.できる限りで回答いたします.
■謝辞
英語の本などでは最初に家族やパートナーへの感謝を述べるなぁと思いだしつつ,私は日本人なので普通に書きます(笑)
シティリーグでマッチングした方々については対戦ありがとうございました.
また,シティリーグに向けて練習に付き合ってくれた湘南プラズマ団メンバー,特に草葉えるさん(@kusaba_eru3),ラリトさん(@rarito_poke),デッキ相談をさせていただいたヒロくん(シニアの子で許可を得ていないのでリンクはなし)のおかげでここまで戦うことができました.本当にありがとうございます.
自分が競技プレイヤーとしてポケモンカードを始めたタイミングで発売したロストアビスに収録されたテーマでここまで戦えたのはロストデッキのパワーに助けられたと思っています.
使えるデッキは複数ありますが,相棒と呼べるデッキを新たに探したいと思います.ロストデッキ,ここまでありがとう.(CL大阪で困ったら使います)
■有料部分の案内
ここまで約1万文字の駄文を読んでいただきありがとうございます.
使用したリスト自体の解説は載せているため,有料部分はおまけ程度の情報となります.
筆者に対してアポロチョコおごってやるか程度の気持ちで見ていただくのが良いと思います.
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