文章を書くということ
noteを書く目的
noteをはじめて1週間経った。
40代で大学生になったことについて書いている。
読んでスキ♡して下さった皆さんには本当に感謝している。
スキ♡が増えていると素直に嬉しい気持ちになり
また頑張って書こうと思えるから。
正直、それほど面白い内容ではないと思う。
文章そのものも構成もあまりに拙い。
とにかく、1週間続けて書くという目標があった。
最終的な目的は、私の文章を読んで下さった方が
少しでも心を弾ませ、明るい気持ちになってくれれば
ということ。
いい文章を書くには
文章術に関する書籍は数多く出版されている。
もちろん、色々読んでみた。
しかし、どうだろう。
いい文章を書くためのノウハウをまとめた本を
読んだからと言って、必ずしもいい文章が書けるとは
限らない・・・と思うのだが。
ペンは剣よりも強し
言論は暴力よりも影響力・効果があるという意味だ。
確かに、美しい文章や優れた文学作品は人の心を動かし
大きな影響力を持つものだ。
ここで忘れてはならないことは
人の心を動かし、時には激情を呼び起こすような
美しくて力強い、そして優れた文章というものには
書き手の「伝えたい思い」が宿っているということだ。
伝えたい気持ちがあればいい文章は書ける
多くの人が、子どもの頃、読書感想文を書いた(書かされた)
経験を持っていると思う。
課題図書の中に読みたい本が一冊も見当たらない時には
一番薄い、文字の少ない、感想文が書けそうな内容の本を
選ぶのではないだろうか。
感想文を書くために、仕方なく読むといっても過言ではない。
そんな時は、決していい感想文など書けはしない。
しかし、読んでみたらマジで面白かった~
読んでよかった~
この本のこと誰かに教えてあげたい~
などと思ったら、どうだろう?
文章がそれほど上手くなくても、きっと伝わる文章が
書けると思うのだ。
以前、市の広報誌にコラムを書いたことがある。
私の勤務先は正規と非正規の格差が激しい。
正社員は、仕事のできない新入社員であってもボーナスが出るが
パート・アルバイトはどんなに多くの仕事をこなし
正社員より働きがよくてもボーナスなど1円も出ない。
正社員は正社員同士の繋がりがあり、守り合い庇い合う。
パート・アルバイトに対しては、働かせてやってるんだ
という意識があり、不平不満があるならいつでも辞めていいよ
という態度が見てとれた。
ある年の夏、新入社員が夏休みをとって旅行に出かけた。
パートの私には、「明日から〇日間休むのでよろしく」
などという言葉は一つもなかった。
休暇中の彼の仕事は、ほとんど私が代わりにやっていたが
いざ、休暇から戻った彼は、正社員にだけ個別に土産を渡し
その他パート・アルバイトにはクッキーが一箱。
「みなさんでどうぞ」であった。
お土産が欲しいわけでは決してないのだ。
ただただ悔しくて虚しい気分だった。
私のコラムを読んだ市民の方から感想が届いたことを
担当の市役所職員から聞かされた時
(それまで、広報のコラムに感想が届くことは皆無だったようだ)
私の思いが誰かに届いた!
私の悔しさが誰かに伝わった!
と思い、快哉を叫んだ!
伝えたい思いがあれば
伝わる文章が書ける。
伝わらないのは、思いが足りないのかも知れない。