読書する【2023/12/7】
2日目にして早くも日記書き損ねそう。
という訳で1週間継続予定の日記。
既に時刻は1:30分を回り、早く床に伏してぇという欲求が湧きながらも、さすがに1日で日記終了は覚悟足んなすぎるし引くわぁという内なる声援もあり、とりあえず綴っていくぞオラ!という感じである。(というという回数が多いという)
・今日は午後から大学図書館へ遊びに行った。メイン目的は昨日できなかった『安達としまむら』を読むこと。雰囲気作りのためにコンビニでコーヒー買ってから行った、スタバのやつ。前からあるなー、と思ってたし「スタバ飲みながら読書」という型にハマったイベントに面白みを感じてしまうタチなので。
今回は『安達としまむらSS』と『安達としまむら99.9』が同時発売されたため、いざ読み始めようとすると、どちらから読もうか迷ってしまった。
こんな時のためのSNSですよ。慣れた手つきで「安達としまむら どっち」とTwitter検索し、
「SSから読んだけど正解だったわぁ」という解を無事取得。いつもこうやって有効なSNS利用ができたらいいのにね。
それはさておき、意見を参考にSSから読み始めた。久しぶりに文読むせいで15分置きに集中きれるし読むの遅いしで、結局今日はSSの方しか読めなかった。
内容はというと、まぁいつも通りマスクの下ニタニタニチャ……になる感じで良かった。前半しまむら視点、後半安達視点、最後親やらしょーさんやら視点という構成。
しまむら視点では、今までより安達について考えてる機会が多くて
「あぁ、しまむらもしっかり安達のことが好きで、しっかり依存してるんだなぁ」
と感じられた。というか今回は依存に対する肯定をまざまざ見せつけられた気がしている。通常世間では印象悪がちな「依存関係」だけどそれは必ずしも悪いものではなく、両者が良しと感じている場合それは至高になるという……
かくいう私も依存という関係性には一家言あり、かなり肯定的に捉えているため、改めて安達としまむらは良いなぁと感じてしまった。これについてもいつかnoteに書けたらいいな。
安達視点、それでも安達はなかなかにヤバイよね。安達さんの人生の最終到達点が脳内しまむらワールドの建設までとは思ってなかった。
いや別に具体的にそこまで想像できなかっただけで意外ではないけども。しまむら視点とは違って脳内も常にウキウキどぎまぎだからより楽しく読めちゃう!
今回遂にキスまで行っちゃいましたよ。
𝑲𝑰𝑺𝑺……ついにここまで来たか……
ページが文字に埋め尽くされ、いつも通り安達の暴走脳内が我々の元へ届けられる。とてもかわいい、けど今回はしまむらもすっごくかわいかった。安達に、キスをしたいのかと直接問い詰め、じゃあどうぞ、の流れ。 あまりに強い。
今までしまむらさんに恐怖を抱いていた点は、人間関係におけるドライさと切り捨て上等なその思考だった。しかし安達に対するしまむらにはもはや切り捨てるとか、大切にしないという方向性の思考がなく、ただの可愛い女の子に近い存在となっていると感じた。(安達限定)
安達視点で語られたしまむらの癖、本心を述べたあとは決まって誤魔化しが入る、も良いなと思った。上手く言葉で説明できないのだが安達がしまむらの言葉を受けた後に、誤魔化しが入ったということは直前の言葉は本心なのだ、と言って理解するところが特に良いと思った。
・安達がしまむらの癖を分かっている
・しまむらが飾ることのない本心を吐き出せている
自分が言語化できる良さは現在上2つくらいだが、読んでいた瞬間はもっとなんらか良いものを感じ取っていた。
くそ! 語彙に良いしかセットされてないのが辛すぎる!!
最後は皆々様の視点で届けられる、安達としまむら。しまむらのお父さんが存在感放ったり、しょーさんが小3じゃなくなってもヤチーと仲良かったりとか、色々知ることができた。
人間の本能的部分が何かを残したいという思い
→故に子孫
→しかし我が家には生き続ける宇宙人ヤチー
→もう意思と存在は残せるから大丈夫
には驚いた。愛の定義に納得できずシリアスチックに現実的側面から考える人間にも、安達としまむらは結婚するんだぞ、と念を押してるようにさえ感じた。完璧な理論武装。
このパートでは安達母視点が1番多かったように感じられたけど、うん、私は安達母のことがあんまり好きになれないなと思った。
私は普段結構肯定的で、明確に屑のように描かれなければこういう主要とされている親族なんて嫌いにならない人間だから自分でも意外だった。(まぁそれなりに問題ありの人物として書かれてはいるけども)
何か読み落とさないよう気をつけて読み、どうにか好きになれるよう頑張っていたが、途中で別に好きになる必要はないと気がついた。勿論安達母を好きな人もいるだろう、それくらいしっかりと描かれた人物だと読んでいて思ったし、それなりに作中問題も解決されたと思う。でも好きにはなれなかった。そういうこともあるんだなと自分の中では結構な発見だった。
お話の終わりとして、安達に自分の言いたいことを告げ、それに安達が返答した。それは良いと思ったし、読んでいて嫌な気分になるとかもなかった。でも安達母のことは好きではない。
「好きな話」の中の「好きではない人の話」で今日の日記が終わってしまった。
やばい、2日連続で日記というよりは、毎日1コラムという感じになっている。時計も3:10を指しているし、明日も普通に講義があると思うと辛くなってきた。でも午後からは時間がとれるし、もう1冊のあだしまを読むか、今日新たに借りてきた本を読むか、していきたいと思う。
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ナチュラルに書いたけど、「義務教育の辛いところね、これ」みたいな文章でやだ