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大人でもドはまりする!「バムとケロ」シリーズの魅力

絵本は、こどもだけのもの?いえいえ、そうでもありません。
大人になってから、こんなに楽しい絵本に出会えるなんて、私も驚きました。
今回はバムとケロシリーズの魅力と、気に入ったきっかけを紹介します。
 

「バムとケロ」シリーズとは?


「バムとケロ」シリーズは、島田ゆかさんという作家さんが書かれた絵本です。
 
・バムとケロのにちようび
・バムとケロのそらのたび
・バムとケロのさむいあさ
・バムとケロのおかいもの
・バムとケロのもりのこや
 
こちらの5冊が出版されており、他にも「ガラゴ」シリーズなどがあります。
私がこの絵本と出会ったのは、10年以上も前のこと。そのころ私はまだ独身で、こどもと接する機会も、全くありませんでした。
それなのに、百貨店の催事でたまたま見かけたその絵のかわいらしさに、思わず5冊も衝動買いしてしてしまったのです。
家に帰ってから、クスクス笑いながら読んだことを、今でも覚えています。
 

絵本の内容は?


しっかり者の犬のバムと、自由気ままなカエルのケロが、仲間たちと絶妙な掛け合いを繰り広げていきます。飛行機で空を飛んだり、お買い物に出かけたり、凍った池で釣りやスケートをしに行ったり…といった内容です。
この絵本の文字数は決して多くはなく、さらっと読むには3分もかかりません。しかし、よく目を凝らして見てみると、背景の絵の中に見落としてしまいそうな、小さな物語が展開されているではありませんか!
 

読むたびに新たな発見があるかも


例えば、「バムとケロのさむいあさ」では、全てのページに、名前も紹介されない小さな白い犬が描かれています。
みんなで一生懸命凍り付いたアヒルを助けようとしているのに、この白い犬だけは、素知らぬ顔で一人、スケートを楽しんでいるのです。
描く必要性はないのかもしれないけれど、「さて、いったい何人の人が気付けるかな?」という、作者の挑戦状のようなものを感じます。
 

こどもから大人まで一緒に楽しめる絵本


さて、結婚後はしばらく本棚で休んでいたこの本ですが、最近になって、再び活躍し始めました。
3歳の長女が、ドはまりしてくれたのです。カボチャが噴火する火山や、吸血コウモリにケチャップで応戦するバムを見て、大笑いしてくれます。
「このハムスターのほっぺたには何が入ってるのかな?」「テーブルの脚が、犬の脚の形になってる!」
まだまだこれからも、新たな発見は尽きそうにありません。

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