日記 斉藤由貴さんの曲、MAYが夢に出て来た
夢の中にこの曲が出て来た。
斉藤由貴さんの、MAY。
突然夢に出て来たのでとても驚いた。
ただやっぱり凄いやっぱり、響くというか、
ラストの、
だけど好きよ、
好きよ好きよ誰よりも、好きよ、
のところの畳みかけてからの、思いを込めて最後にもう一度、好きよ、と強く囁いて閉じる、
更にそこに、
世界が震えるほどに、
という素敵なダメ押しの比喩が来て、
もう本当に、一途好きでほろっとくる感じが好きです。
頑なな意志と思いの丈を感じるフレーズで、
斉藤由貴さんのつたなくてあんまり上手くない感じが逆に良くて、
片想いって可愛いなと思える曲です。
しかも凄くこの子はシャイな感じの子で、
好きな男の子の前では寡黙な一面があって、
その相反する感じがまた一段と年頃の女の子っぽくてうやうやしさがあって、なんかいいなぁと思える曲です。
元々は谷山浩子さんの曲ですね。
もう一つ紹介したいのは、
同じく斉藤由貴さんの、予感。
これは昔、カルピスのCMで使われてて、
私はCMよりも、
レコードで沢山効いた記憶があり、
レコードに針が落ちる音が、
凄く似合う曲でした。
この曲も歌詞の余韻がすごく美しくて、映画のワンシーンのようにふわっとしています。
一曲の中で、凄い静と動が、移り変わる瞬間が何度かあって、そういう演出が音のスケールでできるところがすごい。
あと歌詞の比喩と対比の世界が本当に美しい。
それは静かな予感だったの、から始まって、
幾千の人が行き交う街って言った瞬間また動き出す都市のさざなみの躍動の、動の動きとか、
そこから一転してまた、
靴音さえも遠のいていく、
乾いた色の無声映画ね、と、
凄く静かな冬の余韻へと転調する、
しかもエコーが効いていてそれが一段と余韻を強調して美しくて、
あなたの唇照れたように閉じた瞬間音が戻る世界よ、とか、口火を切って色や音をなして立ち所に広がる世界観が、この歌詞の主人公が好きな人に魅入るほど好きな気持ちが伝わると言うか、ふわっと人の心を掴んで持ってってしまう。
これは歌詞はの作詞は斉藤由貴さんになります。
冬のホットカルピスのCMのイメージがとても強くて、凍えるような寒い雪の降る日って感じがすでにあるんですよね。
その演出も重なってる気がします。
予感の方が人気があるんですけど、私はMAYの方が応援したくなる感じがあって好みです。
斉藤由貴さんが幼い頃好きだったので、他にも沢山いい曲知ってるのですが、今回好評だったらまた紹介します。