プロミスを愛する女
今回はまたあるお友達から書いてほしいとリクエストをもらっていた昔職場で出会った女性のお話しをしようと思います。
ちょっと問題ありな女性(ぷろみちゃん)となっているので、お付き合い頂ける方のみおすすみください(笑)
仕事帰り
ぷろみ「日和さ〜ん、帰り今日一緒に帰りませんか?ちょっとコンビニに寄りたくて」
私「あ〜いいですけど」
ぷろみ「やった〜じゃあきまり!いきましょう〜(^O^)v」
セブンイレブンの中
ぷろみはセブンに入ると走るようにしてATMに向かう。
………………。
ぷろみ「あ〜あ…今月の給料これだけか…」
ぷろみはしんみりしている。
なんだかどんよりした空気が漂っていたので 私は声をかけた。
「給料が少なかったんですか?」
ぷろみはため息をつきながら言った。
「ほんと!ここの会社ってマジクソですよね〜私たち 奴隷みたいに働かされて こんだけしかないなんてムカつくわ〜」
「どうしよう…」
ぷろみは 困った顔をしている
「何かあったんですか?」
私は聞いた。
「実は…私のお兄ちゃんが手術しないと治らない病気なんですよ。その手術費が思ったより めちゃ高かったんですよ」
急にヒックヒックと泣き出した。
え?いきなりそういう系の話?💦
うん??この人…泣いてるふりしてる?
全然涙が出てないじゃん…。
私は、誰か家族に相談できる人とかいないのかぷろみに聞いてみた。
すると家族はみんな冷血感だからと気にしてないとのことだった。
すると ぷろみは急にかしこまり、とんでもないこと言い放った!
「私のことを助けると思って500万ほど 借してもらえないですか?」
……………はぁ?
わたしは冷静に言う。
「いや、ごめんなさい。無理です」
ぷろみはちょっとムッスリしながら言う。
「何でですか?この前 肉まん 奢ったじゃないですか!私がどうなってもいいってことですか?」
私「そういうことじゃなくて、そもそも私 500万も持ってないですもん。500万キャッシュでポンって出せる人って お金持ちじゃないと難しいと思いますよ?」
ぷろみ「え?じゃあ 300万でいいですから」
私「う〜ん…300万も難しいですね」
ぷろみはブスッした顔で言う。
「たった300万も借せないんですか!?」
私は基本的に そんなに人に怒ることはしないのだが この時ばかりは少しカチンときてしまった。
私「たった300万って言うなら わざわざ 借りる 必要ないんじゃないですか?ぷろみさんにとっては大した額じゃないってことでしょ?」
ぷろみ「意外と日和さんって血も涙もない人だったんですね。もういいです。一人でなんとかするから…」
そして ぷろみまたヒクヒク と泣き出した?
いや…なんで泣いたふりするの(笑)
私「そんなに現金がすぐに欲しいならサラ金に借りる方法もありますよ。500万はかなり稼ぎがないと審査きびしいかもだけど」
ぷろみ「サラ金かぁ…すぐお金借りれるんですか?」
私「審査通ればね…」
ぷろみ「ありがとうございます!やっぱり神は私を見捨てなかったわ〜」
いきなりご機嫌ぷろみとなり店を出ていってしまった。
なんだったんだ??…。
1週間後
ぷろみ「日和さ〜ん、今度叙々苑にでもいきません?もちろんお金ならあるんで私の奢りで〜」
私「え?お金ないんじゃなかったの?」
ぷろみ「あ〜お金ならプロミスにもらったから大丈夫ですよ〜マジで便利っすね。最新のTVと冷蔵庫と美顔器とレコーダー買いましたよ〜」
私「はい??お兄さんの手術代が欲しかったんじゃないんですか?」
ぷろみ「あ〜まぁ私もう金持ちなんで大丈夫ですよ〜」
なんてのんきな人なんだろうか。
私「わかってると思いますけど、返さないといけないんだから借りすぎないようにしないとですよ」
ぷろみは首をかしげる。
「へぇ?返せなんて言われてないですよ。これって生活支援金ですよね?」
はい??意味がわからない💦
私「んなわけないでしょ〜💦それじゃあプロミスはどう儲けてるんですか?プロミスはあくまでビジネスであってボランティアじゃないんですから…」
ぷろみはぶ〜っとふてくされる。
私「ちゃんと審査申し込むときに契約内容確認しましたか?必ず書いてあったはずですよ」
ぷろみ「あ〜なんか書いてあったかもしれないけど、早く欲しかったしテキトーに入力しましたね。あははwww」
私「笑い事じゃないですよ💦そういう大事なことはちゃんと確認しないと!」
ぷろみ「あ〜あ、もう終わったこと なんだしお金ももらえたんだし 別にいいじゃないですか?日和さんっていちいち どうでもいいこと 気にしますよね〜」
私はもう呆れるしかなかった…。
ぷろみ「私ね気づいたんですよ〜。私が信じられるのはプロミスだけだって( ˘ ³˘)♥プロミスだけは私の気持ちをわかってくれた。私のこと愛してくれたから(*´ω`*)」
はぁ??💦💦💦
ぷろみ「そんじゃ失礼しま〜す」
ぷろみは自信に満ち溢れた佇まいを醸し出しながら堂々と帰っていったのあった。
おしまい
日和🐣☀️のあとがき
みなさんはお金の貸し借りをしたことはありますか?
関係性が崩れる可能性があるから絶対にしないと決めてる人。
少額なら返ってこないを前提にして貸してあげる人。
いくらでも貸してあげちゃう人。
人それぞれだと思います。
因みにわたしは、相手との信頼性が絶対的にある人(親友と呼べるレベル)が本当に困っているなら出来る範囲でなら貸すのは有りだと思ってるの。もちろん無理のない範囲でね。あまりに無理しすぎたら自分が破滅しちゃうでしょ?
私の友達ならわかると思うのですが、私はすごく優しいんです!(笑)自分で言うな って感じだけど🤣
でも 知り合った人ほとんどから言われるから多分優しいんだと思う(笑)
前の職場の上司からも日和さんは優しすぎるから女性のお客様に依存されやすいんだろうねと言われたことも😳💦
でも何でもかんでも優しくするってわけじゃないんだよ。それが相手のためにならなかったらしないこともあるしね。
それで離れちゃったらしょうがないしね。
基本的に私は「去る者は追わず来る者は拒まず」って感じなんだと思うな😳
今回も読んでくれてありがとう🐣🩷