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親の介護からの施設選び パート8

私の父は今年の2月に脳出血を起こすまで、自宅で過ごしていました。

認知症の症状が明らかにで始めたのが一昨年の冬。

ですが、
面白い事件は起きるものの、

おかげさまで激しく暴力的になったり、感情的になることはなく、

比較的穏やかにニコニコと過ごしていました。

動物が好きで、綺麗なお花が好きでした。

家の前を通学する子供たちを見ているのが好きで、

認知症ではありましたけど、
愛おしさが増していき、
元気で若かった父も大好きでしたが、年老いた父が可愛くて大好きでした。

今となっては勉強不足だったなと、反省の日々ですが、介護施設のことは知らないことだらけ。


脳出血で入院した時、
主治医の先生がソーシャルワーカーに任せておけば大丈夫ですよ!

そうお伝えくださった事に甘えきっていました。


病院から紹介された斡旋業者の方は、私共に
サービス付き高齢者住宅を
勧めてこられていました。


父は認知症で
見守りが必要で、
全介助の上、胃瘻造設手術を受けました。

介護施設の事務をしている親戚からは

サ高住?
サ高住なんかで、見てもらえる?
ほんまにソーシャルワーカーがサ高住を勧めてきてるの???
どう考えても、サ高住は1番お父さんに不向きやと思うよ…。

老健施設は?

介護医療院とかは?

特別養護老人ホームの話は聞いた?



ううん…。

何回も何回もサ高住で見てもらえるんですか?
って、聞いても、今は特養と変わらない内容のところがほとんどなんですよ!
って、言わはるねん…。
他の施設のことは一度も説明してもらったことないねん…。

他に提案ないんですか?

って聞いてもなんの準備もしてくれないし、説明すらしてくれてない…。


斡旋業者が紹介してくれた施設に行けば、入り口は良いことばかり、
中に入って説明を受ければ受けるほど、
隣で電卓叩かれて、
莫大な料金の上、

家族さんが毎日見守りに来ていただかないと無理ですね…。


最後の最後の最後まで、ソーシャルワーカーさんを信じていました。

どこに相談すれば良いのだろう…。

地元の包括センターに駆け込みました。

入院から今日までのソーシャルワーカーさんと、斡旋業者とのやりとりを、話せば話すほど
包括センターの方顔色が曇り、

「それ、本当に病院での出来事なんですか?それが本当ならこちらから病院に詳細確認してみます。」

包括センターの方からの一言で、目が覚めました。

もう、自力で探すしか無い!

っと…。

つづく…


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